口コミ
店内は喫煙者が普通にいる様子で、わずかに煙草の煙で覆われて、コーヒーなどの香りが高くもない天井の下漂っていたという風に記憶しています。控え目な空気が漂い、当時なにの匂いかわかりませんでしたが、どこかに馴染みのあるよい香りと思いました。祖母に案内されて初めて店を訪れた記憶でしかありませんが、この場所へは地下でしたか小さな階段を降りて行ったと思われ、当時の私のようなありふれた女学生が嬉しがる空気でなくもっとずっと大人の、どこか淀んだ退廃的と呼ぶような空気が手伝ったのかもしれませんが灯りはしっかり灯されているのにまだ明るさが足りないように思えるくらい、額縁を仰ぐ中央の席から壁を見ると窓が見当たりませんでして、煙草の煙は慣れているため、匂いがするというほどで気にはなりませんでした。仕事のある方々や、絵画を好む方々の訪れる場所かという印象があります。
アトリエ風に小さな額縁に入った絵画が壁に幾つも飾られています。私は名も知らない絵画で実際に名の売れた絵画かどうかもわかりませんでしたが、その時目にした絵画は絵画作品と呼べるしっかりしたもののように思いました。
壁の絵画がよく見えるように、見上げた視線の位置にとまるように、店内には幾つかの座席が配置されてありました。
そこで小さな軽食のようなものをとることができるようでした。祖母とこの日、高松の中心街を訪れており、祖母は恐らくこの店に用がある風でした。私達はどれも似たような造りの小さな狭い席に座り、私は小さな絵画にばかり目を奪われて見上げておりました。注文をとりに来る人は私達の席に来たかどうか、もしかすると来なかったかもしれませんし私が店内の様子ばかりに気をとられていたのかもしれません。出入り口そばのレジ隣にある狭い通路スペースを通り壁に掲げられていた、手形のようなアートかそれとも力士のものかどうかもわかりませんが店内で目にしたもののうち一つだけ違う雰囲気で描かれたそれがなんだか異質のようでも店にマッチしているようでもあり、不思議でまじまじと眺めておりました。
写真
概要
店舗名
ヘンミグループヘンミアトリエ
ヘンミグループヘンミアトリエジャンル
電話番号
住所
アクセス
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