フランボッシュ氏公認のセミナー「STC:Strength Training and Coordination」
アドバンスコースを受講してきました。
人間の筋肉の動きは、脳からの指令と考えられているが、
ボッシュ氏は、同時に筋肉自体の反射によるという理論を説く。
この反射を利用すると、アスリートは従来以上の身体運動が可能になるという。
今回はこの筋肉自体の反射を活性化させるための理論と実際のトレーニングを体感してきた。
理論は「複雑系」「非線形の振る舞い」「相転移」「自己組織化」など
言葉が難解で説明されても十分に理解できなかった。
トレーニングを実践するとなんとく体で理解。
動き自体は単純。
はじめは不可をかけない状態で行う。
もちろん簡単だが、環境の変化や条件が加えられるととたんにうまくいかなくなる。
例えば、ウォーターバックを持って不安定な状態にしたり、
置いた障害物を乗り越えるという環境設定や、
トレーナーが手をたたいたら動くといったルールが設定されると。。。
ルールが設定されても安定してできるようになることがトレーニングとなる。
不安定な状態で筋肉を使うことが筋肉反射のトレーニングとなる。
数回しかやっていないのに体に強い負荷がかかり
ハムストリングスと臀部がパンパンに張った。
静止状態から行うバーベルスクワットとは全く違う身体の感覚。
選手のパフォーマンス向上につながるトレーニングを組むことができそうだ。
またこの筋肉の反射の考えは施術にも応用できると感じた。
筋肉は奥が深い。
自分の持つ知識がブラッシュアップされ有意義だった。
またこのようなセミナーがあれば是非参加したい。
