長時間同じ姿勢でいたり、夕方になると足がパンパンに感じたりしませんか?
むくみとは、過剰な水分が皮膚の下に溜まった状態です。人体の約60%を占める水分は、血管・リンパ管・細胞の間を行き来しながら全身のバランスを保っています。むくみは、体内の水分バランスが何らかの要因によって乱れ、回収仕切れなかった水分が血管の外側にしみ出してその場に溜まることで表れる症状です。
特に足は、身体の最下部であり心臓から離れた場所にあるため血流が滞りやすく、むくみやすい部位に当たります。足がむくんだ場合の症状として、靴下の跡が戻らなくなる・パンパンに腫れるなどが一般的です。また、むくみと同時に倦怠感や不快感を訴える人も少なくないようです。
軽い運動や入浴で血行促進することも効果的ですが
より手軽にできるツボ押しセルフケアをお伝えします!
◎豊隆(ほうりゅう)
スネの骨の外側
膝と足首の中間あたり、外側の筋肉が一番盛り上がってるところ
足でもっともむくみが気になるふくらはぎに効果的で、刺激すると余分な水分の排出をスムーズにしてくれます。
親指をツボに当てて、お肌に沈み込む込ませるような感じで、ゆっくりと垂直に押しましょう。
◎承筋(しょうけん)
ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)がもっとも高く盛り上がっている位置にあるツボです。承筋を刺激することでふくらはぎのポンプ機能に働きかけ、血行の悪さを改善する効果が期待できます。下半身の重だるさ、背中や腰周りの痛みを緩和する効果も期待可能です。両手の親指を重ねて承筋に当て、残りの指で脛を包み込むようにして足を持ちます。やや強めの力で1回3秒、「痛気持ちいい」程度の力で10回ほど押しましょう。素手で実践しにくい場合は、仰向けになって立てたひざにふくらはぎを押しつける方法でも刺激できます。
セルフケアも取り入れてみてください(^^)
