腰に痛みがある時
とにかく腰をマッサージすると良いと思っていませんか?
実は腰を痛めているときは、炎症を引き起こしている部分に直接刺激するのは危険。
セルフケアでは足つぼを使って痛みを緩和することがオススメです。
実際、腰と深い関係のある神経や筋膜は脚と繋がっており、腰痛の原因が脚や足裏、そのバランスによることもあるので、脚の施術(足つぼケア)は腰痛には欠かせないものです。
【腰痛に効く足のつぼとセルフケア方法】
●つぼ
太衝(たいしょう):足の親指と人差し指の付け根の間を上がっていくと骨が交わるところのくぼみ
足臨泣(あしりんきゅう):足の薬指と小指の付け根の間を上がっていくと骨が交わる手前のくぼみ
●セルフケア方法
つぼを3秒ほどゆっくり押した後、足の指の骨の間をかかと側からつま先側へ手の親指で圧をかけながらスライドさせていく。力が入りにくい時は、両親指を重ねて押すとよい。
【腰痛に効くふくらはぎのつぼとセルフケア方法】
●つぼ
委中(いちゅう):膝の裏の左右の線の真ん中
陽稜泉(ようりょうせん):膝下外側にある骨(腓骨)の出っ張りのすぐ下
●セルフケア方法
委中は、軽く膝を曲げて両手で膝を包み込むように左右の中指を膝の裏の中央にあてる。ゆっくり痛くない程度に3秒ほど押し、これを3回繰り返す。陽稜泉は、下腿を手のひらでしっかりと握り持ち、上からつぼをゆっくりと5秒ほど押すのを繰り返す。
ちょっとしたお疲れにはセルフケアを取り入れてみてください♪
激痛が走るような痛みには専門医の受診をお勧めします。
