キュイジーヌ・エ・サンテ リマ

マクロビオティックといえば、その名で広く知られるリマ。長い間訪れる機会を探していた私は、ついにその門をくぐることができました。最初の目的地はリマのお買い物エリア。広々としたスペースには、グルテンフリーの麺や動物性不使用の無添加チョコ、紅茶など、体に優しい商品が豊富に揃えられていました。多くのお客さんで賑わうその場所で、私は心ゆくまで買い物を楽しみました。

買い物の後は、レストランでの食事へと向かいました。自然食らしい量の少なめな料理は、美味しく健康的でしたが、二人前を食べてしまうほどでした。ベジミートのハンバーグなど、肉を食べない人にとっては嬉しい選択肢もありましたが、味は普通の範疇に収まっていました。

レストランでの体験に少し影を落としたのは、料理に関する質問に対して答えられなかった店員さんの対応でした。自然食屋さんとしての拘りを、スタッフ全員が共有し、顧客に伝えられることが望ましいですね。

リマでの訪問は、体に優しい商品を求める買い物と、自然食を堪能できるレストラン体験の両方を提供してくれました。商品や料理は体を思う優しさで満たされているものの、料理の背景や理念をもっと深く理解し、それを顧客に伝えることができれば、さらに素晴らしい体験になることでしょう。リマの訪問は、マクロビオティックの世界への一歩として、貴重な体験となりました。