口コミ
職場で「○円までなら交通費を出すから、どこか仕事に役に立ちそうな場所に視察に行ってきなさい。ただし、予算オーバーした分は自己負担な」という感じの出張を指示されました。
どうせなら遠くまで行ってやろうと思ったことと、その他諸々の理由から、静岡県まで視察に行くことにしました。
限られた交通費の中で移動するとなると、やはり「高速バス(深夜バス・夜行バス)」がリーズナブルです。今更ながら「水曜どうでしょう」にはまった人間としては、深夜バスは経験しておかねばということもあり、ダイヤと運賃を比較して、伊予鉄バスのオレンジライナーで名古屋まで行き、そこから新幹線で移動するように決めました。
伊予鉄高速バスの予約は営業所でもできますが、まずは電話で空席の確認をしました。ネット予約ができないのがネックです。計画していた便に空席があることを確認し、予約を入れました。すると「料金は乗車前日までに営業所で支払いを済ませてください(当日予約の場合はこの限りではない)」という旨を言われました。わざわざ愛南からお金を払いに行って、乗る日にまた行かなければならないなんて…。この支払い制度は最大のネックです。松山の営業所であればカード払い可の所もあるようですが、南予の営業所は全て現金ニコニコ払いオンリーとのこと。しかも午後8時でチケット販売の対応が終わります。
予約をしたその日に八幡浜営業所へ行き、チケットを購入しました。無料駐車場について尋ねると、「6台分ある」とのこと。ただし「満車だったら自腹でコインパーキングを利用」または「大洲の営業所から乗るように」とのことでした。その場合差額の返却はされるのか疑問です(幸い乗車日には駐車場が空いておりことなきをえました)。
チケット購入時「出発時間前にゆとりを持って集合するように」と言われていたので、出発当日、茶房凛さんで食事を済ませ30分前には待合室に行きましたが、バスは出発10分前までエンジンを切っていました。また、待合所と事務所の間に仕切りはありますが、天井はつながっているので、職員さん達のグチっぽい会話が聞こえてきて「なんだかなあ」という気分になってしまいました。
私の中の深夜バスのイメージは「水曜どうでしょう」で形成されており、道中のことを考えて水分もたっぷり買い込んで乗車しました。車内は横3列で各席が独立しており、行きは人気の無い中央の席でしたが、前後に利用者がおらず、気兼ねなくリクライニングを倒せたのでよかったです(帰りは窓際で幸い後ろの座席が空いていました。個人的には中央の方が気に入りました)。また、トイレもついており、各席にブランケットとスリッパもありました。また、おしぼり(床屋で使う熱く蒸したタイプ)、水・お茶・コーヒーもセルフで利用できるようになっていたので、そこまで不安がることありませんでした。
八幡浜を出発してから大洲・内子・伊予・松山と乗客を拾いながら進んでいくので、2時間くらいは落ち着かなかったのですが、高速道路に乗ってしまえば想像していたよりも眠ることができました。夜と朝方にSA・PAで15分程度の休憩がありました。
行きは21時前に八幡浜を出発し、名古屋(名鉄バスセンター)に翌6時過ぎに到着しました。復路は23時前名古屋発、翌8時30分八幡浜到着となりました。
満席であれば、感想は違ってくるのでしょうが、適度に空席があり、いびきや寝言などが気になる乗客もいなかったので、初めて利用した感想としては、そこまで印象は悪くありませんでした。
あとはチケット予約と支払いのネット化をしていただけたら…。
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概要
店舗名
イヨテツナンヨバス ヤワタハマホンシャエイギョウショ
伊予鉄南予バス株式会社 八幡浜本社営業所ジャンル
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