井上獣医科医院

昔からあるお値段も良心的な動物病院です。

先生は、男の院長先生とわたしが行った時は新人さんの教育なのか、新しい男の先生が居ました。

奥さんはアシスト的な役割で、後は女の方が何人かで補助的役割を受け持たれているようです。

時々、電話などで相談するのですが、いつも感じの良い対応をされています。

長年ある病院と先生とスタッフも感じが良く、お値段も良心的と３拍子揃っている病院なので、いつも患者さんがあふれています。待合が少し、手狭なこともあり、猫ちゃんは車、ワンちゃんは表のガーデンみたいなところで皆さん待機されています。

待ち時間は、大体約１〜２時間ぐらい。その時に待たれている患者さんの人数にも寄ります。
（ご近所の方は、受付だけ済ませて順番が近くなるとそろそろですよ。と電話をしてもらっているようです）

１３歳の乳がんの猫の容態が悪くなり、連れて行ったのですが、レントゲン検査の途中にショック死を起こし、亡くなりました。その時のスタッフの対応は、突然の事だったからか、あまり迅速な対応ではなく、処置が全て後手後手にまわってしまいました。
　検査前まで自ら動ける位だったのが、検査後女の方から渡された時に、四肢・尻尾がだらんとしており、目もうつろで、『おしっこをしてしまったようなので、ティッシュで吹いて上げて下さい。』と言われ明らかに容態がさっきと違うので、戸惑いながら吹いているとその内に痙攣を起こし始め、慌てて近くにいる男の先生を呼ぶと、喉が詰まって呼吸困難でも起こしたのかと思ったのか、しきりに猫の口を大きく開けさせ何度も喉の奥を見ていました。
　その内に、痙攣が大きくなり、そのときにはもうダメだったと思います。たまたま通りかかった院長先生が騒然としていたのに気づき、すぐに酸素吸入や心臓マッサージを行ってくれましたが、手遅れでした。

あまりの突然の死に、ショックで大号泣を病院の中でしてしまい、迷惑を掛けてしまったのが今でも申し訳なく思っています。

私の場合は、不運な出来事が重なってしまい、亡くなってしまいましたが、ここはとても良い病院だと思います。（体重計や、体温計が未だにアナログな所も昔から変わっておらず、ほのぼのします。笑）