環八と井の頭通りがぶつかる辺りにあるインド料理屋さん。コックさんはネパール人ですが、店長はデリー出身。熱心なヒンドゥ教徒のようで、店内は神様関係の掲示物がいっぱい。チープだけど雰囲気出してます。
数年前まで吉祥寺駅南口で営業した後、この場所に移ってきたのだとか。
料理はクリーム入れまくりのネパ式ではありませんし、軽く食べるなら良い店ではないかと思います。
HPのURLが有るには有りますが、万年工事中の模様。ここから100㍍位の位置に姉妹店の「Indian Restaurant チャンドニ」が営業中、かと思ったらとっくに閉店らしいです。あら、残念。
口コミ
たまプラーザ遠征の帰り、途中休憩に寄りました。喉が渇いたし疲れたので甘いチャイでも...と思いまして。いつもこの近所を通る度「ナニこの濃ゆい店舗!?」と気になっていた店です。
応対に出てくれたネパール人コックさんが、喫茶だけでもOKですよ、と言ってくれましたし、店の軒を半分囲った喫煙席に陣取りました。まあね、チャイ処を名乗っている店と較べちゃうとなんてことのない一杯だったですが、一休みできて有り難かったし、お代が200円で超安だったしで、お返しがてらそのうち晩飯に来ようと思ったわけです。
後日訪問でオーダーしたのは
マトン・マサラ(800円)
ロティ×3枚(360円)
メニューブックの写真を見てみると、私がネパ式と呼ぶようなクリームどぼどぼ&スパイスちょぼちょぼという仕上がりではなく、大外れはなさそうに思えました(ただ豚カレーなど日本式がメニューにあり、レレレのレではあります)。
やって来たのは玉葱をよ〜く炒めて作った焦げ茶色のグレイビー(水分飛ばしてドライ気味)で、しょっぱくてオヤジ臭い良い感じのカレー。マトンはそんなに沢山入っていませんでしたが、ほどほどの大きさで、スプーンを使わずパンだけで食べるのに丁度良かったです。
小さめのトレーの上に素っ気なく載せてサーヴされる様など、インドの食堂みたい。これはインド好きにはかえって好ましく思えるかもしれませんね〜。
ただ思ったより器は小さく小ポーションで、これで800円は意外と高め。コリアンダーも生姜も乗っかっておらず、やや寂しい(といって葱ぶっかけたりされると怒りますが)。
メニューにロティとありますが、出てきたのがチャパティ(おそらくハラール・フード店で売っている出来合いの品。ただ1枚120円と安いので文句言えません)だったり、全体にチグハグ感があるのが今ひとつでしたね〜。
しかし、鄙びたインドの食堂の雰囲気を楽しむならこれもアリかなぁ、とは思いました。この時初めてお会いした店長はデリーの出身で、もうちょいデリーぽい仕上がりの汁だくカレーも作りますよ、なんて嬉しいこと言ってくれたし、来年はストリートフード系のメニューをやりたいなんて事も聞かされて興味津々だし、ちょっと貧乏くさいけど(失礼)見所のある店なのです。
ストリートフードやるなら、秋冬にも食べられるメニューを用意して欲しいとリクエストさせてもらった(冬にダヒ物スナック食べてウンマイですか?しかもビール飲みながら。有り得ないですよね〜)手前もあるし、今後に期待しつつ見守って行きたいなぁ、といった所ですかね〜。
とんでもなく美味しい!!っていうわけではないんですが、行きたくなる味です。
純朴そうなインド人(パキスタン?)が接客しています。時折、ビラを配っているのですが、おじぎの文化がないのか、変なところで腰を曲げていて、教えてあげたくなります。言ったら失礼かもしれませんが、かわいい…。
雰囲気は庶民的。若い方におススメです。一度行ってみてください!
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