BOSS
バスの運転手の父と理容師の母の次男に産まれ、裕福ではなかったけれど畑を駆け回り、あっちこっちで悪さをしながら自由奔放に育てられ、柔道、ラグビーなどの部活に明け暮れた毎日でした。
子供の頃1番好きだったのは「大工さんにもらった木っ端や方眼紙などいろいろな素材を使って自分でイメージした物を作る事」
小学5年の時に家庭科の授業で裁縫を教わると裁縫店にフェルトという布を買いに連れて行ってもらい、お財布を作って母親にプレゼントしました。
今考えれば、お財布として本当に使えるものではなかったと思いますが、母はとても喜んでくれて、自分の経営する理容店に来てくれたお客様に自慢していました。
その姿を見て嬉しくなり、「人を喜ばせる喜び」を感じました。
高校を卒業後、親の反対を押し切り「憧れの東京」の音楽関係の専門学校へ
週末のディスコ、飲み会、アルバイトの新聞配達、遊んでばかりで単位が取れず専門学校を辞め、地元に帰ろうと両親に電話で相談したところ「仕事も決まってないのに帰ってくるな」と一喝されました。
自分で就職先を探し始めた時に、母から「就職先が決まったから帰っておいで」と電話があり、その就職先が地元の理・美容室でした。
仕方なく始めた理容師、始めの1年は、掃除、洗濯、シャンプー、パーマ巻き練習、全然楽しくありませんでした
2年目の後半に、突然店長から「あのお客様カットしろ」と言われ、カットデビューしました。
今でもその時のことは鮮明に覚えています。
くしが手につかず落としてばかり、ハサミで指を切りその事がお客様にわからないようにカットを続けた結果、お客様の頭は血だらけでお流しの時にはお湯が血で真っ赤に染まるほどでした。
そのお客様は二度と来てくれませんでした。
情けなくてお客様に申し訳なくて涙が出ました。理容師として本気で取り組み始めたのはその時からでした。
お客様にカッコよくなってもらいたい、今まで以上に満足してもらいたいと思い、休みの日は技術講習に参加し、毎日カット練習、雑誌を見て流行のスタイルを勉強してたくさんのお客様に喜んでもらえるようになりました。
途中何度も挫折はありましたが、続けていられたのは、お客様に「いい感じになったありがとう」と感謝の言葉をいただけた事、子供の頃から大好きだった「自分のイメージを形にして作り出していく事」ができる」と感じられたからでした。
- 得意なこと
モテたい、カッコよくいたい、いつまでも若く見られたいお客様お待ちしています
- 趣味・マイブーム
ゴルフ レザークラフト カラオケ(コブクロ、T−BOLAN、GLAYイエモン)