口コミ
荻窪らーめんのもう一店の老舗
- 投稿日
- 予算
- ¥1,100
「丸福」は「春木屋」と並ぶ荻窪らーめんの
老舗と言える存在の店です。
「はるきや」に「屋」と「家」の二つの
「はるきや」があるように「丸福」は
白い看板の「丸福」と黄色い看板の「丸福」の
二つの「丸福」がありました。
超人気店だったのは閉店してしまった
白い「丸福」で、こちらは黄色い「丸福」。
以前、「昭和30年代、40年代は化学調味料を
沢山使用するのがステイタスだった」と
耳にしたことがあります。
「ウチの店は化学調味料を使用してます」と
客に知らせるために見える場所に業務用の
化学調味料の箱を置く店も多かったそうです。
さすがにこちらには化学調味料の箱は
置いてありませんでしたが、調理の過程で
化学調味料が加えられるのを目にすることが出来ます。
化学調味料の味が苦手の方はちょっと
引いてしまうかもしれません。
ですが、60代、70代の人たちにとって
「懐かしいラーメンの味」は
化学調味料がバッチリ効いた味なんでしょう。
僕がお邪魔した時も60代後半くらいの男性が
必要以上に「美味しい」を連発しながら
ラーメンを食べてました。
昔ながらの味わいのラーメンですが
久しぶりに食べてみて感じたのは
麺の独特な食感。
他店では味わえないようなモチモチ感と
プルプル感がありました。
この麺の食感は丸福ならではだと思います。
荻窪という何の変テツもない街を一躍ラーメンの聖地にしたあの丸福の親戚がやられているお店です。今では青梅街道沿いにあったあの伝説のラーメン店を知らない人たちもいるでしょう。支那そばやの佐野さんみたいに睨み付けたり怒鳴って威圧をかけるのではなく、客がえりもとをただして食べるような稀有なラーメン店でした。青梅街道の店が閉店して三鷹まで新しい店にも行きましたが、一度消えた灯には灯りは灯りませんでした。丸福のおじさんにラーメンを教えた漢珍亭も閉店してしまった今、あのラーメンに近いラーメンはここでしかいただけないのでしょうか。荻窪ラーメンは、春木屋ではなく間違いなく丸福そのものです。
コクがあって美味しい
- 投稿日
中華そばを注文しました。
麺は中太のストレート麺で、やわらかめにゆでてあります。
喉ごしが良く、スープとの相性抜群です。
スープはもやし炒めの旨味が溶け出し、コクのある美味しさです。
具は、チャーシュー・もやし・めんま・ねぎがのっています。
以前よりここのラーメンはよく食べに行きます。醤油味で飽きない味なのでしばらくするとまた食べたくなってしまうのです。
概要
住所
アクセス
- 最寄駅
- 荻窪駅 から140m (徒歩2分)
- バス停
- 荻窪電話局から130m (徒歩2分)