エキテンさんに天津飯について口コミした際、
ふと自分の天津飯好きのルーツが、四日市飯店だと思い出したので、
ちょっと書いてみたいと思う。
昔、名古屋に住んでいた時期に、四日市市勤務の辞令が出て、
しばらく通ったことがあった。
ランチ時、諏訪栄商店街だったかな?商店街の中にある、
非常に大衆的な中華料理屋さん(四日市飯店)に連れていかれ、
それ以来、しょっちゅう食べに行った。
「ラーメン ヤッコ」「中華飯 リャンコ」と、
独自の節回しでオーダーを通すオジさん、
今どうされているんだろう。
そんなオーダー取りのオジさんの声やら、引きも切らない来客で、
ワンワンと、ものすごい活気あふれる元気なお店だった。
味も良かった。
天津飯、中華飯、餃子、ラーメン。
レバニラ炒めや酢豚もよく食べました。
「ココの餃子は臭わない」という触れ込みも。
で、日参するように通ううち、オーダーおじさんや店主とも喋るようになり、
麻婆飯はないのかと訊ねたら無いと。
作ってよと言っても嫌だ・・・と。
連日のように麻婆飯、麻婆飯と言って、
その都度お約束のように、ダメだと。
そんな楽しいやり取りがありました。
今はメニュー化してますね。
その後私も異動になり、滅多に行けなくなりました。
先日、出張で名古屋に行った際、
思い切って行ってみましたよ。
駅前や商店街は随分と変わってたけれど、
ココは変わりませんね。
麻婆飯、食べて来ました。おいしかった・・・スープもね。
本来の口コミと無関係の話題ですみません、
まぁこんな風に、色んな人の思い出や歴史の詰まっているであろうお店です。
一人でも二人でも、家族連れでも同僚同士でも、
誰でも気軽に利用できますよ。
年期の入った店内ですが、
スタンダードな日本人向けの味付けというか、
家庭的な温もりを感じる美味しさです。