Nexfit -Hybrid Beauty & Health-
です。
本日は、オールハンド筋膜リリースやNexfitでのエクササイズの期待できる効果を紹介をさせて頂きます。
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先日、車椅子のお客様がその方のお母様のご紹介により来店されました。
その車椅子のお客様はなんとか立つ事は出来るものの、フラつきが収まらず、歩こうにもつま先が上がらない状態で、壁伝いに爪先を引き摺りながらなんとか歩を進められる感じで膝もほとんど上がりませんでした。
主観的訴えとしては
・腰と臀部の痛みと痺れ
・肩首背中のコリ
・顎周りの違和感で左顎が開かない
・脚のむくみ・重さ
で、実際全身の筋膜組織の癒着が強く、確かにこの状態では思うように身体は動かないのも当然だろうと言う状態でした。
2時間の「オールハンド筋膜リリース施術」と「腹圧コントロールのエクササイズ」で、全体の30-40%位は癒着が取れたかな?と言ったとこまでできましたが、
[実際体感のあった施術結果]
▶︎爪先を引きづらずに自立歩行可能になる。
▶︎ 脚が凄く楽になり何年か振りにお尻に力が入る。
▶︎顎・首が凄く楽になり顎が完全に?大きく開くようになる。
▶︎腹圧が復活し体幹が安定する。
▶︎お腹に力を入れて腹圧を上げると“腰と臀部の痛みと痺れ”が軽減するようになった。
▶︎“一時的に”肩が軽くなった
→こちらは車椅子を動かす際の肩~腕の動作修正で継続的に良くなる事が見込めます。
と来店前から比べると格段の変化に驚かれて、大変喜んでお帰りになりました。
この仕事をやってて良かったと思える瞬間でした 笑
「痙性の下肢神経障害」でその原因は不明とのドクターの判断で7年間ほど車椅子生活だったそうです。
しかし自宅での歩行訓練や基礎動作訓練を積めば余裕でもっともっと良くなる確信があります。
更にNexfitで施術とトレーニング・正しい動作のインプットとアウトプット(リハビリ)を続ければかなりの回復が見込まれる、というのが今回の施術結果でした。
[解説]
一時的に神経障害になった場合、動かさない組織は筋膜の癒着が進みます。その後神経伝達が戻っても癒着した関節は固く動きづらい状態のままなので「神経障害が残ったような状態」になります。しかしその筋膜組織の癒着をとってあげればどうなるでしょうか?
それが今回の結果です。
筋膜組織の癒着が進むと“動かそう”と言う信号が筋肉に伝わっても「ブレーキ」がかかって筋肉と関節が動けない状態になります。そこで、癒着した筋膜組織をリリースすると筋収縮信号により軽くスムーズに関節が動くようになります。
動かなくなった関節は“本当に神経障害なのか?”疑う必要があるかも知れませんね。
もしも同じ様な病態でお悩みの方がいらっしゃればお力になれるかも知れません。
ご相談お待ちしております。
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