恋愛経験ほぼゼロでも結婚に至ったカウンセラー 古沢 悠佑
私のこれまでの人生は、波乱万丈と言っても過言ではありませんでした。
私は小学生時代から、早口と吃音に悩まされ、常に人目を気にしてビクビク怯えながら生きていました。
そんな私でもご縁に恵まれ、高校生で初めての彼女ができたのですが、高校を卒業した年に彼女の妊娠が発覚し、18歳で結婚して長女を授かりました。
3年後には2人目の妊娠が分かり長男を授かりましたが、様々な事情が重なり、23歳で離婚して2人の子を持つシングルファザーとなりました。
離婚後、両親の協力を得ながらシングルファザーとして奮闘していましたが、母親がストレスで末梢神経障害を患ってしまい、子どもたちを朝早くから夜遅くまで保育園に通わせていたことを懸念していたこともあって、私は24歳で結婚相談所に入会し今の妻と再婚しました。
しかし、私の再婚に関して両親の共感を得られず、私は両親に勘当を言い渡されてしまいました。
また、今の妻と一緒になった後に、「ママ(元嫁)のところで暮らしたい」という子どもたちの真意を知り、子どもたちの親権を元嫁に渡すことになりました。
両親との信頼関係も子どもたちの親権も失って、「自分はなぜ、数々の過ちを犯してしまったのか」を何度も考えるようになりました。
その結果、元嫁や両親と意見が割れた際、自分の考えを正当化して間違った価値観を押し付けてきたことや、子どもたちの真意を知ろうともせず、一方的な愛情を押し付けてきたことが原因だったと気づくことができました。
しかし、一度過ぎてしまった時間は二度と戻ってくることはなく、一度犯してしまった過ちが無かったことになることは絶対にありません。
そこで、私はこれまで犯してきた過ちを経験として捉え、この経験を誰かのために活かすことができれば、これまで犯してきた過ちも無駄ではなかったと思えるのではないかと考えるようになりました。
そして、一人でも多くの結婚を考える方々に自分と同じような経験をしてほしくない、幸せな結婚を叶えてほしいという想いを胸に、結婚カウンセラーとして活動することを志しました。
恋愛や結婚や子育ては、初めは誰もが初心者です。
初めて挑戦することは、誰しも上手くいくかどうかの保証はありません。
それでも、私は一人でも多くの結婚を考える方々に私の失敗経験を参考にしていただき、一人でも多くの方々により良い未来を掴んでほしいと考えています。