口コミ
客の少ない土曜18時(開店時間)を予約して訪問する。
暖簾をくぐると、前評判とは違って、角刈りが似合う感じのよい親方が迎えてくれた。まだ下仕事が終わっていない様子だ。こういう仕事を見るのも勉強になる。本日の松前産生本鮪の塊を見られた。(仙台の新富寿司では、よく開店前に行って、親方の仕事を見ていたものだ。)
待つこと10分。ようやく下仕事も終わり握ってくれることに。
道産ネタで10貫握ってもらうことにする。
醤油入れの小皿はない。すべて親方が味付けしてくれるようだ。
最初に出てきたのは、星鰈とならび高級魚として有名な
1、松川鰈のこぶし〆・・塩が振ってある。活だけあって、歯ごたえ、昆布の味がうっすらして美味い。いきなりの高級魚に感服。
2、天然ホタテ・・貝の繊維がよくわかる。味も養殖と比べて濃い。ホタテを食べていることを実感する。
3、真そい・・これも塩振ってある。歯ごたえも良い。
4、鮭児・・去年のものを冷凍で食べさせてくれる。脂がよく載っていて最高のネタだ。おそらく本日のネタで最高価格だ。
5、毛蟹・・ほぐし身でないところが良い。
6、活牡丹海老・・やはり活は味が違う。ぷりぷりとしてほんのり甘い。
7、牡丹海老味噌・・新鮮ならではのネタだ。
8、鱒子・・下ごしらえがしっかりしているので臭みがなく、鱒子の味を堪能できる。
9、塩水馬糞雲丹・・塩水だが美味い。
10、平目縁側・・活だけあってやはり美味い。本当に美味い。
11、松前産中トロ・・背トロだが、筋もなく適度に脂が載っている。60kgクラスの小型の生だ。
牡丹海老味噌も含め、11貫7800円也。これだけのネタでこれは十分納得できる価格である。
今日まで、薄野で、鮨龍、有馬、鮨金、たる善、○鮨、ひょうたん、すし屋さい籐、ほまれ、いちい、けい峰、菊鮨、空海、すし万、と13軒巡ったなかで最高の鮨だった。すべてが全力投球という寿司だった。ちなみは、舎利はコシヒカリだ。
私の想像する1貫の値段
松川鰈800円、ホタテ500円、真そい500円、鮭児1500円、毛蟹500円、活牡丹海老800円、海老味噌400円、鱒子600円、塩水馬糞雲丹800円、活平目縁側800円、松前産中トロ600円
親方曰「皆様に愛される寿司屋を目指しています。一見さんお断りというのありません。誠心誠意最高のネタを握ります。」とのことだ。
2010.6.26訪問
写真
概要
店舗名
すしりゅう
鮨龍ジャンル
電話番号
住所
アクセス
営業時間
- 営業時間/定休日
- 営業時間補足
- 18:00〜
- 定休日補足
- 日
- 公開日
- 最終更新日