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口コミ

★★★★★プリムさん

なだ万雅殿すし店長が独立した店

3.50

投稿日: 2010/11/27

予算: ￥5,250

なだ万雅殿すし店長が５年前に独立した店だ。

ちょうど市電が月寒通から離れる交差点の１つラフィラよりの交差点にある。開店１７時半を少し過ぎて訪問。店は、親方とバイトの学生のみでやっているカウンター８席の小さな店だ。先客はなし。親方は、寿司田で修行をした後、なだ万雅殿札幌店のすし店長も経験したベテランの寿司職人だ。見るからに人がよさそうなサラリーマンという感じだ。

酒は飲まないので、早速、親方おまかせ５千円を注文。
握ってくれた順番に以下記す。

１　平目・・・これは、歯ごたえもよく新鮮そのものだ。今日のネタの中で一番美味かった。（仙台の与五郎寿司の寒平目が食べたい！！）
２　小肌・・・北海道では捕れないから九州から空輸してきたものだ。よい〆具合だ。
３　大トロ・・ボストン産だ。良いマグロだが、背トロなので筋が気になる。ボストン産は、私のランクでは、１、今の季節なら近海本生２、戸井冷凍、３、ボストン産生、４、５、地中海産畜養、近海畜養なので、中程度だ。
４　ホタテ・・道東産の天然とのこと。先週食べた「鮨龍」の方が数段上だ。
５　黒ホッキ・・禁漁が終わったといえどもまだ肉が薄い。季節がらいたし方なし。鮮度は良い。
６牡丹海老・・上レベルだが、活でないのでこんなものだろう。
７数の子・・・塩味だけで食べる。良い数の子だが・・・。
８塩水雲丹・・利尻産だ。口に入れると溶けてなくなった。味はまだそれほど濃厚ではない。
９いくら・・普通だ。
１０穴子・・山椒が振ってある。まあいける。
１１煮蝦夷鮑・・とこぶし大の小ぶりな鮑だ。煮てあるせいかあまり味がしない。
１２玉・・・普通

お勘定してから、親方が玄関まで見送りにきてくれた。

普通なら玉を含めて１１貫だが今日は１貫おまけしてくれたとのことだった。
ネタの質・量は、「すし屋のさい籐」とだいたい同じレベルなので４千５００円が妥当な価格だろう。それなら評価は★★★★なのだが。価格を考慮して★★★３．５とした。

2010.7.3訪問