教科の内容を教えると同時に勉強に対する姿勢や取り組み方を導いていきます!
W杯での日本代表の活躍に胸を躍らせながら感動した方が多かったのではないでしょうか。ラグビー人気が沸騰中ですね。W杯でにわかラグビーファンになった方も多いことでしょう。なぜ、日本はあんなに急に強くなったのでしょうか。実は時を遡ること4年。当時日本代表ヘッドコーチのエディ氏を特集した番組がありました。そこで「もう一度、エディとともに練習をしたいですか?」の問いかけにキャプテンのリーチマイケル氏は「NO!」ときっぱり答え、今は解説者となった五郎丸氏は「どうですかねぇ」 とお茶を濁していました。
この意味はとても深いと思います。強くしてくれたこと(成長させてくれたこと)において選手はエディ氏をリスペクト(尊敬)しているけれど、強くなるまでのプロセスは決して心地よいものではなかったのです。指導する側は「どんなに嫌われても、成長させてやる」という信念で指導にあたり、指導される側は「どんなに辛くても、成長してやる」という強い思いのもとに練習するという緊張関係がなければ大きな成果は得られないことがよくわかります。
当然、ぶつかることだってあります。厳しいことを言われて泣いてしまうこともあるでしょう。逆に厳しいことを言って気持ちが良くないことだってあるでしょう。最近は「ほめて育てる」が流行っています。なぜなら、どちらも気持ちがいいからです。心がしんどくないんですね。ただし、これは指導の一場面においては必要ですが、これだけでは早晩限界を迎えます。教師やコーチなど指導する側は成長させる(学力を取り戻してやる)などの使命を背負って、リスペクトされつつ、厳しくなければなりません。ほめるだけの指導は、問題を先送りしているだけなのです。「遠すぎず、近すぎず」こんな距離感を保ちながら導いてくれる指導者との出会いがお子様の運命を変えるきかっけになることはまちがいありません。そんな出会いになりますように。
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自転車や車で出かけ一眼レフで自然や動植物の写真を撮ることにはまっています!