口コミ
【てんぷら近藤】/📍銀座
◆菫(すみれ)コース 9,900円
【💰値段】9,900円/人
【訪問時間】休日12:00
【予約難易度】電話7回目でやっと繋がった…!
✏️付近のお店はこちら→ #ぐるまに_銀座 #ぐるまに_天ぷら
【🍽頂いたメニュー】
◆菫(すみれ)コース 9,900円
海老二 魚三 野菜四 御飯 香物 赤だし 果物
+さつまいも
💬感想
こんにちは、20年前に一度訪れ、人生で初めて“天ぷらで感動”した。
そして今日、再びこのカウンターに座る
ど〜も!!ぐるまにです!
銀座のこんなところに?っていう細いビルの9階に上がりエレベーターを降りると、静寂の中に漂う太白ごま油の香り。
油の匂いなのに、清らかで上品。
“あ、ここはやっぱり別格だな”と、着席する前にもう悟る。
★まずは近道さんについて語らせてください!
銀座「山の上ホテル」で修業を重ね、1991年に独立。
以後、33年以上にわたり“天ぷらを芸術に昇華”させた人。
江戸前天ぷらに野菜を取り入れ、新風を吹き込んだ第一人者。
近道さんの理論は
「天ぷらは揚げ物ではなく、蒸し料理である。」
衣に包まれた食材の水分を熱で閉じ込め、
その蒸気で素材を“蒸し上げる”。
だからこそ、食材の香りと甘みが一体となる。
天種は揚げる時間から逆算し、直前に下準備。
すべては“瑞々しさ”のため。
この徹底した哲学が、ミシュラン二つ星(※過去13年連続)を支えてきた。
鍋の前で一切の無駄がない。
油の温度、湿度、衣の粘度、すべてを“肌”で感じ取る。
見惚れるほど静かで、凛とした姿。
その背中から伝わるのは、職人としての誇りと祈りのような集中。
“天ぷらは素材の声を聴く料理”
彼の一挙一動に、その信念が宿ってる。
▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎🍽いただきます🍽◀︎◀︎◀︎◀︎◀︎
◆もずく
清涼感のある酸味で、まずは胃を整える。
ここから“舞台”が始まるんよ。
◆海老の足
そう、てんぷら近藤の始まりはこの“足”から。
カリッ…と噛んだ瞬間、香ばしさが一気に鼻を抜ける。
「ようこそ銀座の油の世界へ」とでも言いたげな一品。
◆海老二種
1本目は細身でぷりぷり、芯はわずかにレア。
2本目は力強い弾力で噛むほど旨みが溢れる。
近藤さんの天ぷらは“火入れ”で語る。
◆アスパラ(オーストラリア)
20年前も、今日も同じ。
衣の中から弾ける熱い水分で、思わず「熱っ!」と声が出る。
この“火傷寸前のジューシーさ”が、近藤流の真骨頂。
◆蓮根(茨城)
ほくほく&シャキシャキ。
噛むたびに蓮根の甘さが増していく。
油が素材の輪郭を引き出してるんよ。
◆キス(江戸前)
外はパリッ、中はふわふわ。
塩だけで完成する純白の世界。
◆万願寺とうがらし
ピリッと辛味の後に、ふわりと甘味。
“この一瞬”を逃さない温度と衣の軽さ。
◆帆立
塩とわさび。
真ん中は見事なレアで、まるで春の雪がとけるよう。
◆玉ねぎ
甘い、ただ甘いじゃない。
衣はやや厚め、噛むたびに“野菜の力”が広がる。
◆さつまいも(紅あずま/千葉)
この厚さ、この火入れ。
外は煎餅のようにパリパリ、中はしっとり甘い。
触れた瞬間ほろりと崩れるのに、口に入れると蜜のような余韻。
20年越しで、また泣きそうになった。
◆穴子
外はガリッ、中はふわっと。
“軽さ”の中に職人の人生が詰まってる。
◆ご飯・赤だし・香の物
余韻を包み込む白米の艶、
しじみの赤だしが沁みる…。
そして最後の果物、柿の瑞々しさで締め。
▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎🍽ごちそうさまでした🍽◀︎◀︎◀︎◀︎◀︎
20年前も感動した。
でも、今の自分で食べるとまた違う涙が出る。
“技術”と“心”が完全に一致した時、料理は芸術になるんだと気づかされる。
次は夜、日本酒や焼酎とともに——
あのさつまいもをもう一度、味わいたい。
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【店名】てんぷら 近藤
【Instagram】見当たりませんでした。
【💰値段】9,900円/人
【営業時間】
《月〜土》
12:00 - 15:00
17:00 - 22:00
12:00~の回と13:30~の回の2部制
17:00~20:00開始の2時間制
【場所】東京都中央区銀座5-5-13 坂口ビル 9F
🚃東京メトロ 銀座駅 徒歩3分(B5出口)
【㊗️定休日】日
【tel】03-5568-0923
【席数】20席
【キャッシュレス対応】カード可
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芸術のような天ぷら
- 投稿日
一度でいいから食べてみたかったこちらの天ぷら。都合がいい時に予約がとれずなかなか叶わなかったのですが、先日ついに行くことができました。出てくるもの全てが唸ってしまうほど美味しくて、特に人参の天ぷらは芸術のように計算し尽されたビジュアルと食感でした。実は人参は少し苦手な野菜だったので、美味しくて感動するなんて思いがけないことでした。一度で良かったはずが、すぐにまた食べたいと思ってしまいました。
ここ天ぷら近藤さんは、サツマイモの天ぷらがとっても有名。サツマイモなよ天ぷらといっても、とっても大きなサツマイモを天ぷらにするので、結構時間がかかります。大きなサツマイモを表面を焦がさずに、でも、中までホクホクに仕上げてあるので、とっても美味しいです。勿論、他の天ぷらも美味しいです
とっても美味しいです
- 投稿日
今月またお伺いするのを楽しみにしています。
こちらの天ぷらは、最初から最後までどれをいただいても、
絶妙な揚げ具合が素晴らしく美味しいです。
他のお店で天ぷらをコースでいただくとちょっともたれてしまったりすることもありますが・・
近藤のてんぷらは食の細い友人でも難なく全部いただいてます。
お芋の揚げたのまで(^^)
揚げ場を囲むようにカウンターがコの字型に配置されていて、
近藤さんの揚げ姿を拝見しながら次の食材を心待ちにする一同に
心なしか一体感が生まれる感じがします。
熱烈な男性ファンの方や海外の方、毎週いらしてるのかな?
という方も時々お見かけするほどに皆様に愛されているお店は
本当に素敵ですね。
夜の一番安いコースを注文しました。
カウンター席。
揚げたてのてんぷらは文句なく美味しかったです。
以前から気になっていた、さつまいものてんぷらもオーダー。
注文から30分以上かかると聞いていたので最初に注文しました。
勿論、コースとは別料金です。
予想通りの大きなさつま芋のてんぷら!
美味しかったです。
先輩に連れて行ってもらいました。実は天ぷらがちょっと苦手なのですがあれ?こんなに天ぷらって美味しいんだって知りました。からっとあげてあるのは他のところでも食べたことがあるのですが、天ぷらなのに軽い感じがしました。誘ってくれた先輩に感謝です。
まわりは品のいい外国の方ばかりでした。こういう目の前で調理してくれるお店、外国人が喜びそうです。
すっごく良かった!
- 投稿日
一番安いコースでも10500円。オプションメニューには単価が書いていないので、気軽に行けるお店ではありませんが…。
でも、すごく、すごく、美味しいです!
「大将が揚げた天ぷらを。」とカウンターを予約できたのでラッキーでした。
にんじんの天ぷらが、驚くほど甘くて、忘れられない。また行きたいです♪
てんぷらを見くびっていました。
- 投稿日
- 予算
- ¥8,000
平日でも予約必須です。しかも、予約の時に「近藤さんに揚げてください」と言わないと、お弟子さんが揚げることになるそうです。予定を決めて、早め早めに予約するのが無難です。
正直、頻繁に通えるようなお店ではありませんが、家内の誕生日とか、イベントごとのときに、私はランチで利用させていただいています。味は最高です。これまで天ぷらには、脂っこいだけで、良いイメージがなかったのですが、ここのは絶品です。
印象に残っているのは、ピーマンとアスパラガス。ピーマンが興じられたとき、「種まで食べてくれ」と言われて、最初はびっくりしました。アスパラガスも太くて瑞々しくて、今まで自分が食べていたのは何だったのか!と思ってしまいます。
お店の方の感じも非常に良いです。トイレはバリアフリーだし。池波先生が言うように、「熱々を黙々と食べる」の意味がわかりました。喋っている時間は、正直もったいない美味しさです。