前回、関節がなぜポキポキっと音が鳴るのか説明させていただきました。
そして最後に、首を鳴らすのは危険です!とお伝えしました。
ではなぜ、首は鳴らしてはいけないのでしょうか?
答えは、首には数多くの神経や血管が通っているからです
首をボキッと鳴らす行為は、重さにして首に“1トン近くの衝撃を与える”と言われています。
なので、むやみに首を鳴らし続けてしまうと、神経を傷つけてしまい首の痛みや頭痛、肩から手にかけてのしびれ、めまいなどが引き起こされます。
そして最悪の場合、“命の危険“に繋がる恐れがあります。
なぜなら、首の骨には椎骨動脈と呼ばれる血管が走っており、首を鳴らし刺激を与え続けてしまうと、椎骨動脈に傷がつき血栓ができます。
そして、その血栓が脳に運ばれると脳卒中や脳梗塞が引き起こされる場合があります。
首をボキボキ鳴らしたくなるのは首や肩がこっている証拠です。
パソコンを長時間同じ姿勢で作業していたりすると、首から肩の筋肉が緊張して固くなってしまい、血流が悪くなりこりなどの症状が出てきてしまいます。
なので、日々の生活から姿勢を気を付けたり、首を温めたり、ストレッチをして首の筋肉の緊張や血流をよくし鳴らさないように気を付けましょう。
どうしても鳴らす癖がついてしまっていてやめられない、鳴らし続けてしまい痛みやしびれなどの症状が出てしまっている、などのお悩みがございましたらぜひ当院にお気軽にご相談下さい^^
