初めまして。
『たけち歯科』院長の武知幸久です。
このページをご覧頂きありがとうございます。
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たけち歯科ができるまで
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■はじめての歯科治療〜さいしょの疑問
小学6年生のある日。
前歯の歯と歯の間に、小さくて黒いむし歯ができていました。
「むし歯を放って置いたら良くない！」と思い、自宅から一番近い歯科医院に行きました。
最初の治療は、とても痛くて辛かった・・・
あの注射の痛みは、今でも忘れられません。
そしてあの"キュイ〜ン"という、痛そうな音！
治療後、先生から「歯の神経を取ったから」と伝えられました。
「・・・？」
その言葉を聞いて、私は疑問に思いました。
小さいむし歯だったのに、どうしてたくさん削って、神経を取ったのだろう？
子供ながらにショックでした。
その後、小学生の私は考えます。
「もし将来私が歯医者になって、自分で歯医者をすれば、もっと良い治療が出来るのでは・・・？」
これが「将来の職業」として【歯医者】を考えるようになったきっかけでした。
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■恩師との出会い〜修業時代
大学（歯学部）に入り、卒業後は開業医のもとで、勤務医として修業することになりました。
「早く一人前になりたい・・・！」
しかし1年目の私は、自分の技術・知識・経験・情熱のなさを痛感しました。
大学で学んだことだけでは全く対応できず、ここでたくさんのことを学びました。
「できうる限り痛みに配慮しなさい！」
「患者様は君に何を求めているのかね！」
「お年寄りと子供を大切にしなさい！」
「自分なりのフィロソフィー（歯科医としての哲学)を持ちなさい！」
「これからはインプラントの技術が必要な時代になるよ！」
・・・これは修行時代に院長先生から戴いた言葉のほんの一部です。
今、私の歯科医としての基盤はここにあります。
とても熱心な院長先生でした。
当時はまだ若くてしんどい思いもしましたが、今はとても尊敬し感謝しております。
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■感謝〜日々の治療の中で気付いたこと
その後、京都の歯科医院で勤務し、ほんの少し臨床に自信と余裕が出てきました。
この頃になると、日々の診療から、いろいろ学ぶことができるようになりました。
そして、自分が子どもの頃に受けた前歯の治療についても、理解できるようになってきました。
◎見た目が小さいむし歯でも、長い間放置されているものは意外と奥まで進行していることがあること。
◎痛くなくても、時には神経のすぐ近くまで進行していることもあり、神経を取らなければならないこともあること。
小学生当時、「自分のむし歯は小さい」と、自分で勝手に思いこんでいたのかもしれません。
今、私の前歯はいわゆる"さし歯"になっています。
この歯の治療を何度か受けることで、患者様の気持ちも少なからず理解できるようになったのではないか・・・と思うのです。
私は、歯科医という道を選んで本当に良かったと思っています。
自分に最も適した職業だとも思います。
私が子供の頃、私の前歯を治療して下さった先生に、今では大変感謝しています。
今の私は、この先生がいらっしゃらなければ存在していないかもしれません。
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■たけち歯科〜大切にしていること
最初、歯科と関わりを持った子供の時・・・
私は「患者様」の立場から歯科を見ていました。
でもその見方は、歯科医となった今でも変わっていません。
「患者様の立場から見る」ことが、たけち歯科を開業した時からの大切にしていることです。
この一言にはいろいろな意味が込められているし、とても重みのある言葉だと思います。
患者様の立場から見られるから・・・互いの信頼関係を築くことができ、ひいては患者様の「満足」につながるのではないでしょうか。
「ここの歯医者に来て良かった！」
そう言っていただければ・・・
それが私たちに対する最高のほめ言葉です。
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■未完成〜という名の発展途上中
たけち歯科は開業15年になります。
ですがまだまだ、私の目指している歯科医院の姿ではありません。
現在、 多くの患者様が来院されていますが、私は当院はいまだ「未完成」だと思っています。
日々、患者様から様々な「気づき」をいただき、これからも成長していきたいと考えております。
さらには医療サービスの向上にも努めてまいりたいと思います。
これからも『たけち歯科クリニック』をよろしくお願いいたします。
