こんにちは!鹿児島市荒田にある、筋膜カッパ整体院 鹿児島店です。
販売や接客、工場での作業など、長時間の立ち仕事は避けられない場面が多いですよね。立ちっぱなしが続くと、足の重だるさや腰の疲れを感じやすくなりますが、実はちょっとした工夫で快適さは大きく変わります。
まず大切なのは「足の裏で体を支える感覚」です。重心がかかとやつま先に偏ると、一部の筋肉だけに負担が集中します。土踏まずを含めて足裏全体で床を押すように意識すると、体のバランスが整い疲れにくくなります。特に、かかと寄りの姿勢は腰に、つま先寄りの姿勢はふくらはぎに負担をかけやすいので注意しましょう。
次に「こまめに体を動かす」ことです。同じ姿勢が続くと血流が滞りやすく、だるさやむくみの原因になります。ほんの数秒でもいいので、つま先立ちやかかと上げをしてふくらはぎを動かす、片足に体重を移して交互にバランスを変えるといった工夫で血流が改善されます。
靴の選び方も重要なポイントです。硬すぎる底の靴は衝撃を吸収できず足の疲れを増やします。自分の足に合ったサイズで、クッション性のある靴を選ぶことが快適さにつながります。
さらに「体の軸を保つ」意識も役立ちます。立っているときに背中を丸めたり、お腹を突き出すようにすると腰や肩に余計な力が入りやすくなります。耳・肩・腰・くるぶしが一直線にそろうように立つと、全身にバランスよく力が分散されます。これは疲労の蓄積を防ぐうえでとても効果的です。
仕事の合間にできる簡単なケアとしては、休憩中に椅子に座って足を伸ばしたり、足首を回したりすることがおすすめです。これにより血流が戻りやすく、立ち仕事後の重だるさが軽減されます。
長時間の立ち仕事は避けられなくても、「立ち方」「靴選び」「ちょっとした動き」の3つを見直すことで体への負担は大きく変わります。毎日の小さな工夫が積み重なれば、立ち仕事がぐっと快適になり、終業後の疲れ方にも違いが出てきます。今日から意識できることから、ぜひ取り入れてみてください。