こんにちは!鹿児島市荒田にある、筋膜カッパ整体院鹿児島店です。
年齢を重ねると、筋力やバランス感覚が少しずつ低下しやすくなります。
「つまずきやすくなった」「外出が怖い」と感じて歩く機会が減ってしまう方も多いですが、歩くことは体力を保ち、生活の質を高めるためにとても大切です。
では、どんなことを意識すれば高齢者の歩行を安全にサポートできるのでしょうか。 1. 足元の環境を整える
まず大切なのは、歩く場所の安全性です。家の中なら段差や滑りやすいマットを見直しましょう。
外出時は、凹凸の少ない道や人通りの多い安全なルートを選ぶことが大切です。夜間は特に視界が悪くなるので、明るい道を選び、反射材付きの服や小さなライトを携帯すると安心です。
2. 靴選びを丁寧に
足に合わない靴はつまずきや転倒の原因になります。
・かかとがしっかり固定できる
・靴底が滑りにくい
・つま先に余裕があり、足指がしっかり動かせる このような条件を満たした靴を選びましょう。サンダルやかかとの浅い靴は不安定になりやすいため、外出時は避けることをおすすめします。
3. 歩幅を小さくしすぎない
「怖いから」と歩幅が小さくなると、かえってバランスを崩しやすくなります。 歩くときは背筋を伸ばし、かかとから着地して足裏全体へ体重を移す、という基本を意識してみてください。
急がず、一定のリズムで歩くと体が安定しやすくなります。
4. サポート道具を活用する
杖や歩行補助具は「自分が弱くなった証拠」と感じてしまう方もいますが、実際には転倒予防にとても効果的です。
握りやすく高さ調整のできるものを選び、正しく使えば、歩く自信がつき、外出の機会も増えます。
まとめ
高齢者の歩行を安全にサポートするためには、足元の環境づくり、靴選び、歩き方の見直し、補助具の活用が大切です。
どれもすぐに始められることばかりなので、ぜひ身近な方にも教えてあげてください。
安心して歩ける環境と体を整えて、いつまでも元気に外出を楽しみましょう。