口コミ
田川を代表する地域密着型スーパーサンヨー。
この店に入ると、何だか時間が遡ったような錯覚に陥ります。
買い物に来ているおっちゃんも、レジを打ってるオバちゃんも、昔、僕が小学生の時に見たことあるような昭和40年代から少しも変わっていない服装と顔。
今回は、母がすき焼きを食べたいというので、この店の肉を冷やかし半分で見てみることにしました。
その昔、昭和40年代なら、このサンヨーは三田商事という名前で炭鉱会社の購買部が進化したものでした。
当時の三田商事は、衣類、雑貨、文具、調味料に豆腐、乾物。それに少しの野菜を扱っていましたが、肉や魚は売っていませんでした。
肉と魚は購買店の隣にそれぞれ独立した店がありまして、肉屋の方はカシワ、つまり鶏肉専門店でした。
肉屋のオヤジが籠に入った生きた鶏を何羽も仕入れて店の裏手でつぶして肉にしていましたね。
この光景は子供には衝撃的ではありますが、まあよちよち歩きのころから見慣れたものでしたので、肉屋のオヤジをポッポのおいちゃんと呼んで親しみ、可愛がってもらってました。
まあそういうわけで、僕が幼い頃は鶏肉だけは様々な部位が入手出来ましたが豚や牛肉というと、ミンチか今でいうところのスライス肉しか売ってなくて、すき焼きもカレーライスもみんな同じ肉で作っていたのです。
ですから、平成も20年代半ばを過ぎた今、進化を遂げた三田商事、いえ、スーパーサンヨーがどんなお肉を売っているのか興味津々で覗いてみたわけですが・・・・・。
やはり時代の流れは、ここサンヨーにも訪れていましたね。
肉のコーナーがあって、その種類も驚くほど充実しています。
牛肉だって、薄いスライスだけではありません。
すき焼き用、焼き肉用、ビーフシチュー用にヒレステーキまであります。
その肉を昭和40年代のままのオッチャンが買っていきます。
これは違和感がありますよ。
オッチャン、今夜はビーフシチューですか?
田川のオッチャンもおしゃれになったものです。
僕も負けじとすき焼き用肉を選びましたが、これも霜降りで肉質が良さそう。柔らかい肉を好む母も喜んでくれるでしょう。
スーパーサンヨー精肉部。凄いです。僕は少々侮りすぎていました。,,,
写真
概要
店舗名
スーパーサンヨーオオウラテンセイニクブ
スーパーサンヨー大浦店精肉部ジャンル
電話番号
住所
アクセス
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