口コミ
北九州市小倉北区堺町。ビル3F。
小倉で割烹と言えば、「ここが一番!」と話される方多いです。週末飛び込みで電話するとだいたい予約で埋まっています。
今回は、身体が疲れたので美味しいものを求め来店。美味しいみそ汁が飲みたかったのです。
店内はコの字カウンター。狭い空間なので、知った人が目の前にいると困るでしょうから接待やデート使いよりも、大事な人とカウンターでゆっくり美味しいモノ食べながら話したい時に良いと思います。カウンター割烹ですね♪飲み屋街にあるのですが、旅館でご飯を食べているような錯覚に陥ります。
料理は、季節感を感じれる手の込んだ料理。
メニューなく、1万円〜コース。
本日は、
■空豆
■アワビとウニと豆乳
■蓴菜(ジュンサイ)の吸い物
■おこぜの刺身塩昆布と野菜付
■銀杏イカ包の焼き団子
■チマキの寿司
■オコゼと野菜の揚げ物
■若松トマト(甘いトマトです)
■漬物
■おこぜ赤味噌汁&ご飯
■琵琶とゼリー&スイカジュース
■抹茶アイス
寿司はこどもの日にちなんだような盛付で季節感じました。
ビールに日本酒ぬるかん。樽酒のようなクセが料理に合うなぁぁ〜♪グラスよさげ。おちょこ選べます。
食材も高級品ばかりなので、この値段だと安いのかなぁぁ。。。東京で食べれば倍はすると思うのですが、北九州ですから♪
安いけど、この料理が8,000円クラスだと大感動。 1万円だと。。。 CP考えなかったら☆5です。
二人で24,000也
あっという間に2時間が過ぎました。
ところで、いつも気になるのがタバコ。 吸っている人を見たことないし、前のお店で後輩が働いているため外でタバコ吸いがてらダベるのでいいんすけど。 ちなみにトイレも一度外に出ます。
工夫の効いた素晴らしい料理。 本日もおご馳走様でした♪
あ、帰りにチリメン山椒をお土産で頂きました。こんな心遣い嬉しいですねっ!!
こういうお店ってなかなか無いと思います。とても手間が掛かりますからね。
そういう一見“面倒くさい作業”を普通に手際よくやってのけるご主人がとても神々しく見えました。
最後のデザートはご主人が慕っておられるという先代“千花”スタイルだそうで千ひろもそうらしいが
最後にジュースを出すのがそれ流。
(すみませんがアタシ千花も千ひろも未訪でして無知でした^^;)
果物は苺は“天使のほっぺ”という品種で食べたこの上ない美味さ!
フルーツ好きなのでその後色々探しましたが稀少な品種のようで天使のほっぺは見掛けず。。
最後の〆の小豆が程良い甘さで絶品でした。もう感服致しました。
ごちそうさまでした!
メニューや献立表はない。お任せコースが¥10000、¥12000、¥15000の3パターン。
この日は¥12000コースを予約していたのだが「今日はイイ松茸が入ったんです」
¥1000プラスで松茸がタップリ付いてくるとの事で迷わずお願いした。初物である。
※デカイ葉っぱの上、うさぎの中に柿の白和え。その上に「畑のキャビア」と言われるホウキソウ。
えだ豆があって、小芋の煮付、アワビが並ぶ。これをアワビの肝醤油で喰う。
これ喰った時点でこの店はスゲェ!と思った。
※渡り蟹の海水ジュレ、蟹の実が惜しげもなく入っているのに驚く。こんな喰い方もあるんだなぁ。
※松茸の土瓶蒸し、分厚く切った松茸が四切れも!出汁はあくまでも上品な薄味。感動した。
余りにも嬉しかったので「アラビン・土瓶・ハゲ茶瓶!」とカマしたのだがスルーされた。。。(涙)
※もうとっくにぬる燗を飲っている。吉乃川、新潟の酒だ。
※天然とらふぐの造里、ポン酢と、なんと塩昆布で喰う。これは初めてだった。
※青竹冷酒・寒北斗 、福岡の銘酒である。竹筒に入れて二日間寝かせている。竹の香りがして、もう抜群!
※烏賊団子、銀杏入り、少し前から炭焼きの上に並んでるのが「なんやろ?」と思っていた。可愛いでしょ!?
※雲丹とステーキ、炭焼き和牛ステーキを新鮮な雲丹をソース代わりにして喰う。もっと欲しかった(笑)
こんな贅沢な喰い方があるかいな!涙がチョチョ切れたわい!
※秋刀魚と骨、「普通、秋刀魚はお出ししてないんですがね、あまりにもイイ秋刀魚だったので!」
「秋刀魚の値段がお安い分、他ので埋め合わせさせて頂いてますから」
そんなお断りしてくれなくてもイイのに(苦笑) 秋刀魚を紫蘇巻きして炭焼きにしてるんだけど、
丁度イイ脂具合に紫蘇の味がからんで絶妙の味だったから、ゼンゼン満足ですよ、ハイッ!
※鯛の潮汁、私はひょっとしてこれが一番気に入ったかも知れない。滅茶苦茶美味かった。
若い人はダメかも知れない。味が薄いからだ。鯛の出汁に葉山椒の香り。或る意味それだけ。
昆布だしなのか、鰹だしなのか分らないくらいの出汁がベース。絶妙のバランスなのである。
※松茸御飯、もちろん土鍋で!薄味で炊いてある。いっぱい炊いてある。喰われへんがな(涙)
季節が過ぎ旬が去り行く食材と、旬を迎えたばかりの食材が出会う季節。
そしてそれを見事に具現化してくれるお店だった。感動・感服した。
どれもこれも美味くてオールスターって感じです(笑)
まずはのっけから今季最後の香箱がに!
最期のものにもかかわらず内子も外子も多くって・・・
金沢でも色々食べたり自分でも購入して食べましたがこれがいちばんでした。
また今年の11月までおあずけですね。
スッポンのスープは言わずもがなの美味さ。王道ですね。
そして真打登場。今回は河豚中心の懐石にしてもらいましたがいきなりてっさ3種!
1枚引きと2枚引きとぶつ切り。
ぶつ切りが一番歯ごたえあって豪快な感じがGOOD!どこもかしこも薄づくりなのでこういうのも新鮮。
元々これは大阪風の食べ方でしょうけど・・
1枚引きの河豚に付いているアサツキも他店にあるような太いものではなくこちらのは針のように極細。
青臭いネギのような味が全面に来ず繊細な感じです。当たり前ですがポン酢もいい塩梅です。
そして白子の柚子釜。
これは河豚の白子を炭火でじっくり焼いて絶妙な焦げ目が生きる一品です。
柚子釜の中にはトロっとしたお出汁のようなものが入っていてあつあつ。
佐藤で修業されたというまつ山でもこのお品は出てきましたが
お値段はとてもまつ山はリーズナブルですが絶妙の焼き具合は佐藤の親方には及ばず。。
この少しの焦げ目がしらこの外側のむにゅむにゅした皮の食感を引き立たせるような気がします。
これは何度でも食べたい逸品。
お造りは鯨ベーコン、鮑、雲丹、そして鮑の肝の玉。
相変わらず鯨ベーコンは美味いなあ〜
鯨は大阪くらいだと思っていましたが小倉もよく食べるそうです。
そして焼き河豚!!これも炭火焼きで美味くないはずがありません。
はぁ・・贅沢の極みです。
河豚にむしゃぶりついたあとはからすみ餅!どんな反則なんだ?!と思います。
これはもう最高。。前回も食べましたがこちらのからすみ餅は本当に美味いです。
もちろん餅も炭火で焼いていただきます。そしてまたまた炭火+土鍋で調理されたハリハリ鍋。
これはお隣の御婦人方と共通のメニューで御主人が取り分けしてくださりシェアしていただきました。
河豚のコースの締めくくりは何と雑炊ではなくお釜で炊く河豚御飯!!
美味さ爆発!こりゃ美味いです。河豚屋に行けばてっちり→雑炊が王道コースでこれは美味いのですが
この反則なコースもアリです。美味いです。食べきれない分はオニギリにして竹皮で包んでいただけます。
お土産に角切りになった自家製からすみ入りのちりめん山椒をいただきましたが御飯が進んでヤバいです。
食通の方にもそうでない方も誰でも楽しんで食べれる佳店です。また必ず伺いたいです。
ごちそうさまでした♪
カウンター割烹と言うのでしょうか。和食なんですが、型にはまっていない「とにかく美味しい物」が味わえるお店です。
コの字型の白木のカウンターが厨房を囲み、一角には炭火の焼き場が置かれています。
そこで仕上げられていく料理に、一同、目がクギづけ!
高級素材や派手な演出もさることながら、味付けのバランスが良くて、さすがプロの塩梅は違うなぁε-(´ー`*)
ちょっとお値段は張りますが(とはいえ東京や京都と比べると安い部類?)、季節ごとに一度はお邪魔したいと思うお店です。