夏を制するものは受験を制する』という言葉を夏期講習募集の案内でもよく耳にします。受験を 半年後に控えた中学3年生にとっては最も重要な時期です。
部活動やクラブチーム活動を頑張ってきた生徒さんも最後の大会が終わり、これまで力を注いでいた活動を 受験勉強に切り替えていく時期です。この切り替えがスムーズにできるかどうかが受験勉強の成果に大きく 影響することは間違いありません。"切り替える力"というのは”意志”です。自分で決断し、自分を律して、行動する ということです。スマホやゲームの誘惑に負けず、自分の目標に向かって進むのだという強い意志を持ち、 誘惑を断つこと、そうすれば自分の目標に少しずつ近づくことができるということを腹落ちしていることが大切です。
根性論ではありません。自分の成し遂げたいことを明確に持ち、そのためにはどうすれば良いのかを考え、自分から助言を求め、素直に聞き入れ、時には自分を自分で励ますことが出来る、ということが成長に欠かせない思考回路と行動です。変化の激しい現代社会で学び続ける時も同じです。
普段の学習でも分かり易い解説で分かった気になっても演習問題を解いてみると、意外と分かっていないことに 気づかされ、軽いショックを受けながら、学習を深め再挑戦するというサイクルを強い意志を持って繰り返すことができるかどうかが問われます。時には言い訳をしたくなることもあるでしょうが、あるがままの自分の実力を受け入れ、前向きに努力をする人、素直にアドバイスを受け入れる耳を持つ人、努力を継続できる人が最終的には成功するのです。
社会人になっても何かを新しく始める時には、分からないことだらけです。自分の意思で成長を繰り返すことが できている人と、人に言われる事だけやって流されるままでいる人の差は”途方もない差”になります。人間の能力というのはすごいですよね。
さて夏休みも後半に入りました。夏休みに入る際に立てた学習計画は順調に進んでいますか?進み具合に 凸凹があるのが普通です。半日ほど時間を取って計画を見直すことで貯まっている分を一旦クリアし、実力に見合った新しい計画に基づき進めましょう。
プロシードナビ・ジュニアでは"学ぶ力"、“努力を継続できる力”を養成することを一つの柱にしています。生徒の皆さんと伴走しながら、講師は学び続け改善し続けながら全力でサポートします!
