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伊豆下田の宝福寺は唐人お吉の菩提寺で、幕末の変革期に大きな役割を果たした寺です。米国総領事のハリスの愛妾となったお吉は、その波乱の人生から何度も戯曲化されました。お吉ゆかりの品々が数多く展示されています。
宝福寺はお吉の菩提寺です。
お寺の奥は、唐人お吉記念館として開放されています。
あまりお吉の事はしりませんでしたが、美しいがゆえに、運命を狂わせれてしまったのですね。
お吉を偲んで訪れる観光の方が多いようです。
お吉が晩年営んでいた料理屋、安直楼も見学してみてね!
唐人お吉のお墓があるお寺です。
下田は歴史ある町で、ハリスが江戸時代終わりごろに訪日し最初に着いた町です。日米修好通商条約を締結したことで知られるハリスですが、そのハリスに芸者であったお吉(斎藤きち)が使えることになります。いわばお吉はお国のために、外国人のハリスに仕えたのです。お吉はとても綺麗な女性で、芸者としても人気がありました。また将来を約束した恋人もいましたが、幕府の役人にむりやり引き裂かれハリスの使いに出されました。
当時、外国人に対して偏見がありましたので、街の人々は外国人に色目を使って恋人を捨てた悪い女としてののしられました。お国のために自分の身を献上したのに軽蔑されて、本当にかわいそうなお吉です。唐人お吉の「唐人」とはきちがいという意味だそうです。ひどいですよね。
お寺には、お吉とハリスの資料を展示した資料館があり、資料館の人が上記に書いたことを話してくれました。
お吉の顔の絵がありましたがとっても綺麗な女性です。惚れてしまいそうです。
お吉のお墓に手を合わせてお寺を後にしました。