11月15日(火)は高砂市立荒井中学校で生徒さん対象の講演会がありました。
テーマは「自分の可能性を開く7つの問いかけ」。
3年生は体育館で直接、1・2年生は教室(オンライン)で聞いてくれました。
<自分の可能性を開く7つの問いかけ>
1、なんのために勉強するの?
2、今までで一番よかった点数は?
3、楽していい点数を取るためにはどうすればいい?
4、授業をちゃんと聞いてる?
5、テスト前にワーク・プリントで勉強してる?
6、自分が先生だったらテストにどんな問題を出す?
7、どうすれば頭が良くなるのかな?
1、なんのために勉強するの?
私の生徒で「先生、歴史なんてなんで勉強せなあかんの。もう済んだ事ばっかり振り返ってんと、もっと未来のこと考えた方がいいんちゃうん。」て言う子がいるんです。
なるほど、言われてみればその通りですね。
また別の生徒で「先生、連立方程式なんて社会に出て使う?使わへんやろう?」と聞く子もいます。
「そやなあ・・。使わへんなあ。」
社会に出て必要のないものをどうして学ばなければいけないのか、という疑問を持つのももっともです。
「なんのために勉強するの?」がわからなければ、勉強を頑張ってしようとは思えませんね。
ところがこんなことがありました。
「先生、日本人やのに、なんで英語なんて勉強せなあかんの?」
「なんでやろなぁ?なんでやと思う?」
「仕事で英語いるからちゃう?」
「そやなあ・・。ところで〇〇くんは将来何になりたいの?」
「え?ぼく?ハリウッド映画に出るようなスタントマンになりたいねん。先生、ハリウッドってアメリカか?」
「アメリカやで。」
「だったら、ぼく英語喋れなあかんわ。」
「先生、家庭教師やから英語わかりやすく教えたるやん。」
「ありがとう、先生。ほな英語頑張って勉強するわ。」
「なんのために勉強するの?」は色んな答えがあっていい。
行きたい高校があるから勉強するでもいいし、
私は看護師になりたい。
だから勉強するでもいい。
みなさんが心から納得できる答えが見つけられたら
そのときみなさんは「させられる勉強」から「自分からする勉強」に変わります。
2〜7 省略。
荒井中学校の生徒の皆さん、熱心に聞いてくださってありがとうございました。