平将門伝説がある神社
境内に由来が書かれておりますがソレとは別に平将門伝説もある神社です。将門が討ち取られたときに三本足の大きな鶏が飛んできて将門の亡きがらをつかみ飛び立ち空中で五体をバラバラにしたのでアチコチに体の一部が飛び散りました。その時に将門の首が「バラバラになった体よ、集まってきてマタ戦をしようぞ」と言った話があります。その時落ちて来た腹を祀ったのが大原神社と言われております。腹部の病気や安産に霊験があらたかなのでまんざらでもない伝説です。神楽殿では1875年に整備された御神楽(足利市文化財)が4月・10月の第3日曜日の例大祭で奉納されます。日本神話を題材にとったものだそうで1度見てみたいと思いました。
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手づくりカレーのお店
お店は女性店主お一人で切り盛りされております。月替わりキーマカレーの梅じそ昆布キーマを選び牛すじ肉の煮込みをのっけてもらい飲物はラッシー(カレーご注文の方100円引き)を注文しました(1200円税込み)。ごはんの量は少なめ(170g)普通(200g)大盛り(300g)から選べ大盛りにラッシーは食後にしました。ごはんは400gより+50円増しとなります。サニーレタスとニンジンのサラダ、高菜のお新香が付きました。メインの皿には野菜炒めが添えられていてライスには玉子と牛すじが載っておりました。カレーはノーマルだと辛くないのでお子様でも食べられると思います。それなのでカレーの辛さを増すスパイスを入れ少し辛くして食しました。具材はシイタケ、挽肉、昆布、梅じそなどが入っている和風のカレーで美味しかったです。ラッシーは自家製カスピ海ヨーグルトを使用しているそうです。濃厚ですがマロヤカな味わいで幾らか塩気があり甘ったるくなくスッキリとした飲み口です。会計時に店主さんに伺うとカレーにもラッシーにも塩麹が入っているとの話でした。ポイントカードを作りました。6回で満タンになり300円割引になるのでマタ伺おうと思います。
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民話と伝説で伝えられるお地蔵様と観音様
境内の延命殿にセキ地蔵尊が祀られております。足利の民話ではお地蔵様は畑の中に埋まっていて明治の初めにコノお寺の境内に御堂を建てました。最初に御婆さんがセキが楽になりますようにと願いました。お地蔵様は帽子も前垂れもなかったので御婆さんが住職に話してタスキをかけてもらいました。するとセキが出なくなりました。一緒にお参りした孫はまだ時々セキをしていたのでお地蔵様のタスキを1本借りてきて夜寝る時に孫の体にタスキをかけてやるとたちどころに良くなりました。その噂が広がり喘息や百日咳などの人もお参りに来られタスキを借りて治れば借りたタスキをお返しし新しいタスキをお礼参りするようになったというお話です。口から口へと伝わり遠くは関西や四国からも来られた人々もあったそうです。現在もお地蔵様の肩には袈裟のようにタスキがかけられお参りに来られる方がおられるようです。物静かな表情をしておられ地元の人々に愛されているお地蔵様です。お寺から少し離れた場所の高台に子安観音が祀られております。お寺専用の駐車場に車を置き石段を上りました。天狗山ハイキングコースにもなっていて御堂の裏につづら折りの道が整備されておりました。足利の伝説では足利義兼公の奥方である時子様がコノ子安観音をご自分の守り本尊として大切にしておられました。時子様がお子を身籠られた時に陰陽師を呼んで占いをさせるとお腹のお子は姫とのことで何人もの陰陽師に占わせても姫だといい義兼公はどうしても男の子が欲しくて高僧である理真上人に変成男子の呪法を行わせお腹の女の子を男の子に変えて頂きました。義兼公は大喜びでご自分の館内に寺仏堂を作り大日如来をお祀りし理真上人に守ってくれるように頼まれました。後に義兼公が鑁阿寺を建て初代住職となるのが理真上人です。子安観音は理真上人が呪法が行われた場所に観音堂を建てそこに祀られましたというお話です。現在は御堂の中にはおられません。福厳寺に安置されており年に一度4月8日に御開帳されます。高さ10cmで子供を抱いた立像で銀で作られた観音様で1736年に寺の工事で岩窟を掘っていた時に1枚の鉄板と一緒に観音が現れたとのことです。鉄板には義兼公が理真上人を招いて変成男子の呪法を行わせたと刻まれているそうです。伝説か民話か背景やら何やら謎に包まれた観音様を拝顔しに来年以降の4月8日にお寺に参拝したいと思いました。
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