
大阪庄内のミンミン。
阪急宝塚線の庄内駅を西側に出て 庶民感あふれる活気のある商店街を少し歩き、左手に入り込むと若干場末っぽい懐かしい通りとなりますが、この中のビルの2階にある中華料理のミンミンです。
大阪や京都ではおなじみの庶民的な中華のお店で、この庄内のミンミンも路地裏の中華店といった感じで なかなか渋いイメージを漂わせています。
気軽にはいりやすいお店であり、安くて美味しい中華メニューがいろいろとそろっています。人気のミンミン餃子はパリッとした薄皮の具沢山タイプで 懐かしい美味しさがありますし、ランチタイムメニューの酢豚とか野菜炒めとかのセットもボリュームたっぷりで安心感のある美味しさです。
- 庄内駅(大阪)
- 中華料理

細麺の白いお蕎麦がいただけます。
日本一長い商店街で有名な天神橋筋商店街にあるお蕎麦の店です。
そんなに大きなお店ではありませんが「本格そばの店」とうたうその看板は大きめで天ぷらそばのイラストも愛嬌があります。
こちらの蕎麦は細麺の白い蕎麦です。 昔、九州でこのような蕎麦を食べてその美味しさに驚いたことがありますが、この繁昌亭の蕎麦も見るだけでも美味しさが伝わってくるかのような感じです。
こしが非常に強く、歯ごたえや喉越しが良く実際美味しい蕎麦です。あたたかいものと冷たいものがありますが、 こちらのざるそばは、蕎麦の上に胡麻を落として つゆに胡麻をつけないようにせていただくパターンです。このつゆがまた美味しいです。天ざるにすると揚げたてのサクサク天ぷらがまた絶妙の味わいです。
繁昌そばと聞けば近くにある天満天神の 上方落語唯一の寄席「繁昌亭」を思い起こしますが、この繁昌そばも庶民がその味に喜ぶなかなかの名店と言えるでしょう。愛想の良い店主のお人柄も蕎麦の味に花を添えているかのようです。
- 扇町駅(大阪)
- そば・蕎麦

天六の老舗の和菓子店。
大阪の天六の駅から北のほうに3分ほど歩いた入り組んだ住宅街にひっそりとある和菓子の名店です。
神戸の有名な和菓子の店 菊水總本店から暖簾分けされたお店とのことですが、こちらで営業されてもう100年越えの老舗店です。
天六のこのお店が本店にあたり、支店が天神橋筋商店街にもあります。
店内には水無月やくずきりなど美味しそうな和菓子がいろいろ並びますが、 こちらの名物はまるまるとしたどらやきでしょう。ふわふわ生地の中に甘すぎず上品な餡がたっぷりとはいっていて、昔ながらの懐かしい美味しさのどらやきとなっています。いちごの入ったどらやきもありますが、これもまた鮮烈な美味しさです。
値段も庶民価格となっていまして、多くの和菓子好きの方が 訪れる地元の人気店となっています。
- 天神橋筋六丁目駅
- ショッピング店その他

地上8階にある天六のスーパー銭湯。
大阪の天六にある規模の大きな日帰り温泉施設です。最寄り駅は天神橋筋六丁目駅なのですが、地上への出口を間違えると結構歩くはめになります。
都会の真ん中にあるスーパー銭湯で、 エレベーターで8階に上がります。地下659メートルからの豊富な湯量を誇る源泉100%の天然温泉とのことで、美人湯と呼ばれる肌に良いお湯も気持ち良く、2種類の炭酸風呂をはじめ、数多くのお湯の種類がそろいます。
露天エリアは間接照明のアジアンテイスト風で、空が見える露天風呂は良いのですが、大阪の街の光景は見えません。
梅田エリアの近くではアクセスも良く、内容としてもなかなか良いスーパー銭湯だと思います。食事処も温泉を出たところにやたらと規模の大きい メニュー豊富な和風レストランがあって、値段もそこまで高くはなかったです。
- 天神橋筋六丁目駅
- 銭湯・スーパー銭湯

ミスチルの嵐の中、チャーシューと煮卵がすごい。
阪急の南方駅のすぐ近くにいつも行列が出来ているお洒落な感じのラーメン店があって、これが気になって ある夜こどもと一緒に食べに行きました。これが今大阪では人気のお店の「人類みな麺類」です。
雨の日でしたのでそんなに人は並んでないとは思っていたので、25分待ちくらいで中に入れました。
店内ではそこらじゅうの大画面からミスチルのライブ映像が大音量で流れ、これを従業員の方は一日聞くはめになるのか・・・などと思ってしまいます。
店内は席をゆったり目にとって、こちらが気をつかうほどにカウンターの一列を全部使わせてくれたりしましたが、それならばもっと詰めて人を入れて、並んで待ってる時間を少なくすれば良いのに。
ラーメンの注文はQRコードを使ってスマホで行います。はじめはわけがわかりませんでした。ラーメンの名前がミクロとかマクロという呼び名なので スマホで確認の際に自分の注文したのがミクロかマクロかわからなくなる始末。普通に濃厚醤油とか淡白貝味とかの名前にしておいた方が良いのに。
子供の濃厚醤油はちょっと味が濃すぎましたが、自分の淡白貝味は見た目よりも味が深く、これに角煮のようなチャーシューを溶かして食べていくと なかなか良い味に変貌していきました。このチャーシューは確かにすごいです。 替え玉の量もすごく多かったですし、それと煮卵の半熟具合が抜群に良かったです。
ここは従業員の方の動きや応対ぶりが 多分しっかりと教育されているのでしょうが 非常に気持ちが良かったのが印象的でした。値段も結構良心的な価格です。支払いは現金可です。
- 南方駅(大阪)
- ラーメン

和洋朝食ビュッフェ。
リバージュは新大阪のホテルマイステイズコンファレンスセンターの1階に入っているレストランです。
このホテルは夜にJR新大阪駅の中央出口から向かった時は 場所がよくわからず探すのに苦労しました。
子供たちとこのホテルに泊まった際にこちらで朝食をいただきました。ホテルの部屋は狭いところにベッドを無理やり詰め込んだ形で 子供たちには不評でしたが、レストランの朝食は良かったです。
リバージュはごく普通のビジネスホテルのレストランといった形でしたが 朝食はなかなか豪華な和洋ビュッフェでした。
30種類ほどのメニューがそろっていまして 「定番メニューから大阪名物までお楽しみいただけます。」とうたっておられました。
なるほど、朝からたこ焼きや串カツが食べられますし、自分で作れる牛丼なんてものもありましたし、何よりもお米にこだわっておられるようで、御飯が美味しかったです。ドリンクやサラダ・フルーツなどもいろいろありました。時間ぎりぎりに食べに行ったので、ゆっくり食べられなかったのですが、なかなか充実した和洋ビュッフェだと思います。
ここは昼や夜はステーキやハンバーグの美味しいレストランとなっていますが、朝食ビュッフェももう少し話題になっても良いかなと思います。
- 西中島南方駅
- 洋食

太陽の塔 人類の進歩と調和
吹田の万博記念公園は1970年に開催されたエキスポ70の跡地に作られた広大な公園で、ここにはあの日の興奮を思い起こさせる「太陽の塔」がしっかりと残っています。
2018年に内部公開が再スタートされ、久々に見学に行ったことがあります。 地下の展示ゾーンからはじまり、塔の上へと階段で上がっていきます。
「生命の樹」と呼ばれる高さ41メートルの造形物はなかなかの圧巻ですが、 昔はエスカレーターで上って行けたのでもう少しゆっくり見渡せました。
館内はLEDライトによる現代風の演出となっていまして、 赤の色も昔よりもも派手になったような気もします。
残念だったのは、昔は太陽の塔の右腕のエスカレーターで 大屋根の空中展示へと移動できたのに今回は館内上部行き止まりで、太陽の光を見ることができないつくりとなっていたこと。
構造上仕方ないとは言え、これは少し物足りなく思いました。
いずれにせよこの日本万博の象徴とも言える太陽の塔が50年を経た現在でもこうしてしっかり残っていることには感銘を覚えます。
大阪ではもうすぐ夢州万博が開催されます。未来の姿をアピールするのも良いのかもしれませんが、吹田の万博公園で、55年前の過去に旅して、確かに進歩したことは多々あるのでしょうが、この55年の間に失われたものが何だったのかを 考えて見る時間を持つのも大切なことだと思います。
- 万博記念公園駅(大阪)
- 公園・庭園

エキスポ70ファンにはきっと喜ばれます。
吹田のららぽーとエキスポシティのレストラン街の1階にある万博食堂です。
店内には万国旗が吊るされ、太陽の塔のフィギュアをはじめとして、大阪万博のポスターやディスプレイが展示されていて 高度成長感やノスタルジック感が味わえなかなか楽しめます。
ここでは当時パビリオンで提供されていたメニューや その当時に話題となっていた洋食がいただけます。
大阪万博で話題となったボルシチやカレーなどの世界の5カ国の料理をプレートにまとめた万博プレートが 1700円。太陽の塔のミニフィギュア付きですから記念にもなります。
こちらで当時の万博の写真パネルを見て思うのは パビリオンの形が非常にインパクトが強かったということ。
日本のパビリオンでもガスパビリオンや東芝・古河・せんい館など 今見ても斬新でユニークなデザインだと思います。
といった風にノスタルジーの世界に浸れる万博食堂です。値段は高いですが、エキスポ70ファンにはきっと喜ばれます。
- 万博記念公園駅(大阪)
- 洋食

抹茶をいただきながら枯山水の庭を眺めることができます
万博記念公園にある日本庭園は、エキスポ70では日本の出展施設として整備された庭園で、日本庭園としては全国でも有数の規模を誇る広大な庭園です。緑豊かで池や滝があり桜や紅葉をはじめ季節の花が綺麗です。
この日本庭園の中程には3つの茶室があります。このうち伝統的なつくりの汎庵、万里庵は一般公開はされてはいませんが、千里庵は普段から公開されていまして、こちらはやや近代的なつくりとなっています。
千里庵は禅院の方丈を意識して造られているとのことで、ここでは抹茶をいただきながら(有料です)枯山水の庭を眺めることができます。この千里庵のある庭園の中世地区と呼ばれるエリアには竹林の小道や松の州浜とかほかにも見どころがいろいろあります。
- 阪大病院前駅
- カフェ・喫茶店