京の先斗町といえば、いかにも京都を実感できる情緒たっぷりの狭い少路なのですが、その路地からさらに入り込んだところにある亀八の別館です。

京料理店がひしめく先斗町にあって、ここは自慢のもつ鍋で勝負する有名店で、その人気ゆえなかなか予約の取れないというお店です。こじんまりとしたお店ですが隠れ家風の趣があって落ち着きます。2階には座敷席もあります。
良質の近江牛を使った亀八のもつなべは味に深みがあり、京都吟醸白味噌を使った秘伝のたれがその美味しさを一層引き立てます。上品でまろやかな美味しさの亀八のもつ鍋を味わうため、連日多くの人たちが訪れます。

京都の祇園四条駅を出て南座の前を歩いて大和大路通りに入り込むと少し喧騒が和らぎますが、その通りの途中角のあたりにイタリアンレストラン ダッテンがあります。

白い外観のシンプルながらも洒落た雰囲気を漂わすお店で、店内も暖色系の照明演出の元、落ち着いた空間が広がります。1階と2階とがあって、2階席は貸し切り利用も可能です。
ここはワインやパスタがいろいろとそろっていて美味しい料理がいただけます。お昼のランチではピザやパスタやハンバーグなどのセット料理がありますが、前菜2種とサラダ、スープが付いていてこのエリアにしては比較的リーズナブルな値段となっています。

京都河原町駅の近くの木屋町通り沿いにあります。「鳥彌三」と書いて「とりやさ」と読む京の有名店です。
その建物は江戸時代から続く重厚なイメージのもので、歴史的にも価値のあるものとして国の登録有形文化財ともなっています。

名物は3日間鶏ガラを煮出すという独特の白いスープの「水炊き」で、幕末にはあの坂本龍馬も好んで食べにきたという自慢の一品です。そうした幕末の雰囲気が伝わってくるかのような昔のままの店内も空気感がすごいですし、鴨川の見える座敷なども趣たっぷりです。夏場は京風情が楽しめる納涼床も開かれます。
場所柄もあって値段は高いですが、歴史ファン、龍馬ファンなどには喜ばれそうなお店です。