ガソリンの匂いがする飲料水、生活用水
山の中でゆっくり過ごし、郷土料理を楽しみに宿泊しましたが、私にとっては非常に残念な滞在になりました。
宿泊者向けの飲料水を汲んだところ、私にはガソリンのような臭いが感じられました。最初は気のせいかと思いましたが、浴室の蛇口から出る水でも同じような臭いを感じたため、宿の方に確認しました。
宿側からは、水質検査を行っており、国が定める水質基準上は問題ないとの説明を受けました。また、宿の方自身も以前からこの臭いについて認識されていたとのことでした。
ただ、私が後から調べた限り、日本の通常の水質基準検査は、ガソリンや石油を構成するすべての化学物質を網羅的に個別測定するものではありません。ガソリンにはベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン類、n-ヘキサンなど多数の成分が含まれ得ますが、通常の法定水質基準検査ですべてを個別に確認しているわけではありません。
もちろん、この宿の水に実際にガソリンが混入していたと断定しているわけではありません。ただ、原因の分からないガソリンのような臭いを私自身が感じ、宿側も以前から同様の臭いを認識されていたため、私は安全性への不安を払拭できませんでした。
そのため水道水を飲むことや、歯磨き後のうがいに使うことを避け、別の場所まで飲料水を買いに行きました。
また、楽しみにしていた夕食も、水を使用する料理が多かったためキャンセルしました。結局、食事をするために車で山を下り、別の場所まで移動することになりました。
私が特に納得できなかったのは、宿側も以前からこの臭いを認識されていたにもかかわらず、予約前にはその情報について特に説明がなかったことです。
もし事前に、
「水道水や飲料水にガソリンのような独特の臭いを感じる場合があります。水質検査上は基準を満たしています」
という説明があれば、それを理解した上で宿泊するかどうかを自分で判断できました。
少なくとも私は、その情報を事前に知っていれば今回こちらを予約していませんでした。
飲料水を買いに行く、水について調べる、夕食をキャンセルする、食事のために下山するなど、本来リフレッシュするための旅行でかなりの時間と労力を使うことになりました。
宿側から「水質検査では問題ない」と説明されたことも、公平のため記載しておきます。
水の臭いを気にされる方は、予約前に現在の状況を宿へ確認してから判断することをおすすめします。
以上、実際に宿泊した際の体験です。
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