この店のパンの何がどう印象に残ったのか
まず、中央のサンドウィッチコーナーの中にあるとある丸パンサンド。玉ねぎとハムとバターをシンプルに挟んだあの丸いサンド。見た目は単純でいっそただの丸パンにすら見え、値段とイメージがマッチしない。だがあれこそ、フランスはパリのセーヌ川沿いのオープン屋台で買うパンを想起させ、しかもかなり味わい深い作品なのである。ああいう商品がある店を根本的に私は信用する。皆には…あれをカジュアルに食べて欲しい。…セーヌ川ならぬ大川の傍で。
季節が来ると出るリンゴ系の商品がある。その中のひとつ。無骨な直方体のパンの中にリンゴとクリームが詰まっている。見た目はただの直方体パンなので、買うまでのハードルは地味に若干高めである。だが、あの味を知ってしまうともう記憶から離れない。あの四角い箱パンは、もはやリンゴクリーム爆弾と呼んで差し支えない。他の菓子パンが割と見た目も楽し気なのに対し、あれだけは食べた時の破壊力で勝負している。何度も言うがあれはリンゴクリーム爆弾である。あれは皆に味わって欲しい。
袋に入ったシンプルなクロワッサン。あれも地味。だが層の薄さとパリパリ感にしっとりした中身、バターの風味がたまらない。クロワッサンと名前が付いたそこらのやつとはレベルが違う。いや…言い方が悪かった、これこそが本当の、普通の、クロワッサンなのだ。
原点に立ち戻った塩パン。あれも店の力を推し量る基本。塩パンだけで旨い店は基本なんでもうまい。
個人的に残念なところ?外はガチっと固く、噛むとグシャっと音がして潰れるフランスパン系のメニューがもうちょっと増えたらなあと思っている。噛んだ時に若干パンくずが出そうな位が良い。あれが良い。
例えばベーコンエピとか。
フランスパンではなく、味の方向性も違うが、パリッとした食感を楽しもうと思ったら、カレーパンや横須賀海軍カレーパンを味わうのも悪くない。まあ、個人の趣味なので店の利益率とか考えてない意見です。
京阪や大阪メトロ天満橋を利用している人にとっては立地が良いので是非とも体験してほしい。
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