たもつ さん
2026-01-30

民間資格への偏見が吹き飛ぶ

5.00

病院の先生に紹介をされました。病院として紹介はできないからあくまで「個人的な紹介」という形になるけど、という形でした。

民間療法というものへは余り良いイメージは持っていませんでした。その時に通っていた整骨院の先生から「無資格者は危ない、素人だ」と言われていたからです。「自分達の業界を乱されている」とまで。そうか、そんなに身勝手な人達なのかと完全に思い込んでいました。

その先生は地域で有名でアスリートも何名も抱えている先生だから完全に信頼をしていました。なので、紹介をされたもののちょっと様子見をしていた感じです。

初めて検討したのは紹介されてから半年後くらい。カラダの状態が余り変化せず、流石にこのままだと困ったなと焦りだしたときです。病院の先生には「付き合いがあるから中々・・」と言葉を濁し、通っていた先生には「少し問題が根深いな」と言われ、いつまでこのままなのかと不安が膨らむ。

状況に変化を与えたいな、きっかけが欲しい。そう思って予約を入れました。朝にかけて夜には受けたいと思ったら、最短で翌週しかないと言われてしまい意気消沈。すぐに受けられるものじゃないの?と理解が追い付かず。

で、すぐじゃないならいいや。と暫くまた様子見をしていました。

でも整骨院ではやはり変化が見られない。益々マズいと思い、改めて予約をする。「前に空いていた時間で予約が取りたい」と伝えると「埋まってしまっているので、その翌週になります」とのお返事。

私はそこで気付いた。自分が勝手に「選べる立場」だと思っていた事に。この院の施術を受けようとしているのは私だけじゃないし、敢えて私に便宜を図る理由も無い。

何を勝手に自由に予約できるものという感覚になっていたのか。

改めて空き時間を確認予約を入れる。問診はオンライン。今時な感じ

初回を迎える。

普通の家。にまず驚く。正に院!という感じの外装ではなく内装も普通に家。手作り感がある。

え?大丈夫なの?と不安になる。そんな感じの初回でした。

説明が入り、問診の確認をされ、施術が始まる。ここからの120分間はもう怒涛の展開。怒涛怒涛の流れ。確かに雪崩というのがふさわしい。

施術?検査の流れも雪崩、先生からの説明も雪崩。情報量が余りに異次元過ぎてついていけない。とにかく自分のカラダには沢山の問題点・課題点が溢れている事は良く伝わった。

これを一気に治してくれるのか?期待が高まる。が、先生から最後に「だから一朝一夕には治りませんよ」と言われてショック。

この困難を高い技術でサッと変えていくのがプロではないのか?その為のコストでは無いのか?思わず先生に問う。

すると先生はキチンと応えてくれる。

「カラダはサッと変えられない事を伝えるのが仕事なんです」

「富士山登山と同じです。簡単に考えているが実際はとても困難が待っている。」

「正しく認識を持ってもらう事、正しく安全に、目的地にたどり着くお手伝いをする事が仕事です」

先生はこう答えてくれた。

先生はさらに続ける

「その願いに応えてくれる先生に今まではお世話になっていたのでは無いですか?」

図星に困る。その通りだ。その結果はどうだ。他でもない自分が良くわかっている。

「今なら引き返せますから、ゆっくり考えて下さい」

初回が終わって先生は判断をこちらに委ねた。次回の予約を聞かれないのは初めての経験で戸惑う。(やんわり拒否された?)

初回終了の数日後、カルテと健康状態のピラミッドが届く。我ながら酷い。

これだけの検査を、これだけの報告書?を今まで用意してくれた先生はいただろうか?先生はこれだけの根拠を持って説明をしてくれた。私は単なる自分の願望を訴えただけだ。

健康は先生に何とかしてもらうものだと思っていた。だから名医を探す事には時間も手間も惜しまない。整骨院の先生にもそうやって出会えた。

まだはっきりと言葉にはできないが、自分の考え方選択の仕方は「何かが違うのでは?」と疑問が浮かぶ。

赤く染まるカルテ、凸凹が酷いピラミッドを見て思うのは「カラダはここまで崩れていたのか」ということ。痛みはそこまでない。でもこうなっている。

わからない。何を信じていいのかわからない。

そんな気持ちになる。自分の価値が揺らぐ。

自分の知らない世界の住人である先生を信じるべきか。私は迷い迷い、最後は「信じてみよう」と切り替えた。

言われたとおりにやってみよう。素人の私が考えても詮無い事だ。

ここまでくるのに時間が凄くかかった。

皆が知りたいことは敢えて最後にした。

もっと早く、さっさと行動すべきだったと今は思う。

思い返せば病院の先生は確かに言っていた。

「立場は民間療法ですけど、国家資格くらいの知識は余裕でお持ちの人ですよ」

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