あるく さん
2025-12-04

「あ」の瞬間は本当に突然

5.00

いや、凄いよ。「あ」の瞬間を迎えたからわかるけど、本当に凄いよ。多分、この感覚を掴み取る為の「仕込み」をずっと先生はしてくれていたんだと思う。いや絶対にそう思う。

歩行が変わる。というか、変わっていた。ホントに。

感覚的には「変わっていた事」に後から気付いたという感じ。「あれ?」とか「おや?」という感覚が先に来て、それが何かをずっと探し続けて、自分の中で「あ」と気付く瞬間。その瞬間に色んなモノが頭の中で繋がった。

今までの宿題、先生が何度も繰り返していた言葉、動作、全部が繋がった。というか、全部が繋がり合って今の歩行が仕上がり、その歩行を通して「あ」と気付いた。

うわ、マジですげぇw。この先生、マジですげぇ。

気付く前までは「言っている事が良くわからん」だったのに、気付いた瞬間に「マジすげぇわ」にヒックリ蛙。ヒトって納得したらこうなるんだね。そして納得できないとああなるんだね、それが良くわかったわ。

歩いているのは自分、感じ取っているのも自分。でも、カラダが再現している動き自体は「まるで他人事」の様に客観的に感じ取れる。

感じたその日に書いているのでまとまりは無いですが、何とか伝えたい。鉄は熱いうちに打ってしまいたい。忘れてしまいそうで怖い。これは絶対に忘れてはアカンやつの気がする。

今日はお陰で2時間も歩いてしまった。さぁ考えよう。

何が違う?

そう、歩いている時に関節がコロンコロンと転がる。この感覚までは掴んだ。関節が繋がる流れの上に自分が乗っかっているという感覚。これは別に練習を通して感じていた。。。。はず。それなりに自信がある。理屈もわかっていたし。

問題は逆展開だ。

そう、ちょっとトイレに行きたくなったけれど、トイレまでは少し距離がある。でも今の「自然なリズム」では間に合わないかもしれない。少し急ごうか。でも走るのはしんどいから早歩きで。

タッタッタッタッタッタッタ

この瞬間である!!!!!!私は「あ」を迎えたのだ。

そう、さっきまで柔らかく力を流していた足首、膝、足の付け根が一瞬で「バシュン!」と硬くなったのだ。そして着地の瞬間にガツン!と足首や脛、膝や太腿に重たい感覚がやってくる。

明らかに違う、別物になったのだ。歩くが。早歩きにするだけで。

あれだけ自由気ままに動いていた関節が縮こまり、閉じ込められ、ギューギューになり、そんな中で速いペースで足が回転していく。

さっきまでの柔らかい力のやり取りは何処行った?この程度の速度の変化でこんなにも差が生まれるの?

じゃあ・・・・・「走る」ってどういうこと?そういうこと?

先生が言っていた言葉がどんどんここで花開く。うわぁホンマや。先生の言う通りやわ。今までこんな感じで関節に負担を押し付けていたんか。カロリー消費を最優先にして。

こんなに違うんや。

もう本当にビックリしました。

同時に「じゃあ、割とちゃんと歩ける様になっていたんや」と自分の歩行が変わっていた事を自覚できた。前の自分とは全く別物になっていた。全然気付かなかった。

早歩きのペースを変えても一緒。力に委ねたペースより回転数を意図的に上げた瞬間に切り替わる。関節が固まり、太ももが張る。

ペースを自然に戻すと、太ももの張りが半分以上減る。足首や膝、足の付け根はフワッと自由になってコロリンコロリンと動き出す。ああ、そうそうこのリズムよと心地いい。

固まった歩行を経験したばかりだからこそわかる様になった。自然な流れで歩く場合、本当に関節が繋がり合う。とても滑らかに動き回る。ボールベアリングみたいな感じ。特に足首と脚の付け根。膝はあんまり関係ないのか?

何か見える風景が一瞬で変わった。先生の仕込みが活きてたよ。気付くのおそ!!!でも取り組んでいてよかった!

全然違うで!2軸歩行の世界!

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