あいうえお さん
2025-09-20

医学が目指している予防医学ってこういうものかも

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健康オタク?健康マニアです。趣味が健康を追求することであり自分が目指している予防医学を実現できる場所探しをしていました。最近はようやくテレビでも「予防が大切」と謳う様になりおぉ遂にそんな時代に入ったのか!と感動をしたものの、予防医学で診察に行くと「う~ん」となることが多かったです。通常の風邪受診とあんまり変わらないなぁと。

そこから理学療法士さんが独立した予防医学推しの整体院にも通ったりしましたが何か違う感じがする。私が求める予防とは「リハビリ」的なものではなくてもっと踏み込んだものなのですが、そういったものには中々出会えず。エゴスキューメソッド、フェルデンクライス、野口整体体操等にも手を伸ばすものの、どうも「型」がはっきりとしていて「私の」という感じにはならない。効率的なものもあるのだろうが、パターン分けが成されている感じが合わず。

そんな感じで道に迷っているところで出会ったのがこちらです。新しい方?のHPを拝見して、その考え方が私自身と限りなく一致。金額より内容、質を求めているので予算は気にしない。それよりも「積み重ねを大切にする」という点や「経験を蓄積する」といった点が響く。何故なら、それをさせると我々患者側は「セルフ」で対応可能になる為に何処もそれを避ける。それを敢えて勧めるとは如何に。

ここは何か毛色が違う。

そう感じての予約でした。明日いけますか?に対して来週だったら可能ですという対応。もうこの時点で違う。あ、アタリを引いたかもと期待が膨らむ。

事前に目を通す資料が送られ、問診はオンラインで。効率重視の今どきの院。そして当日を迎える。これが驚いた。現場では超アナログ。電子機器は一切登場せずに、全て先生の手技で完結。EMSが登場する事もなくマッサージ器が登場する事もなく、姿勢分析機が登場する事もない。徒手検査で全てが完結する。それ自体が運動にもなり次の日は軽く筋肉痛になる。先生に思わず質問するが答えが面白い「初診で筋肉痛になる人はたまにいる、それだけ運動不足であるという事」というもの。筋肉痛が出る事に「何で?」と思ったが、それは施術自体が何か悪かったというより検査という運動にすら耐えられなかった自分のカラダの弱さを思い知った。そう、私は「自分の身体がそれだけ弱っている」と認識していなかったという事だ。ああ、これが先生の言う「認識を切り替えていく」という事か。

施術は検査が中心、というか検査と施術が境目が無い。運動訓練が検査となっている。カラダに対する成熟度が凄い。こんな先生は初めてだ。

そして宿題が出る。これをして次回に臨む事が基本の流れ。「明日はダメなのか」と問うと「意味が無いからおすすめしない」とのこと。何処まで正直な先生なのか。カラダに対して誠実とはなるほどなと。今までは大抵が「明日いけますか?」か「詰めてきてください」が基本だった。全然違う。

自分で自分のカラダを育ててくること。そして更なる高みを目指す事。それがここの醍醐味か。

ああ、これが求めていたものだ。そうなのだ。これこそが「予防医学」だと私は思う。※ここは民間療法なので「医学的な取り組み」と言うのが限界。立場は民間療法だが内容は「極めて医学的に近い」と言って良いと思う、

ホームドクター的というか、キチンとみてもらう代わりにコストは掛かる。でもそれは当たり前の事だ。質を求める側は大抵コストはそこまで問題ではない。確かなものを見つける労力の方が極めて高コストだからだ。

宿題指導も細かい、感覚を染み込ませてから自宅へと送り出される。これも「やったつもり」「やっただけ」防止の為とのこと。単にやればいい訳では無い、「正しく行う」が大切とのこと。耳が痛い。

今、医学の世界が謳いだした「予防医学」という世界。実際に今色々な予防医学を経験した私は思う、

予防医学的な取り組みをしているこの先生だが、予防医学が目指している形はこれに近いのではないかと。

1人1人に合わせた分析と提案、そして指導。

それに見合った報酬。※ここは絶対に合ってない。安過ぎる。

我々は確かな質に安心を得て粛々と取り組むのみ。ここは情報に価値があり、その場の結果ではないモノに重きを置き、それを軸に信頼関係を構築している場所だ。

私はどうもどっぷりとつかった様だ。安心して任せられるというのは本当に居心地がいい。

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