自分の色がガラリと変わった
野球をしています。こちらにはコーチ繋がりで紹介をされました。外野手で3番任されています。
ホームランバッターになりたかったのでこちらにお世話になったのが始まりですが、今は全く方向性が変わりました。ホームランを狙う為のカラダを作っていく中で違う路線の楽しさに目覚めました。
一発の怖さより野手全員を削るバッターに。そんな形の野球がある事を全く知らなかったので勉強になりました。実際に自覚したのは打球が変わってきてからです。先生の言っていた意味がやっとわかりました。一発の選手は「打つ瞬間」に空気がヒリ付きます。でも、削るバッターは立った瞬間から削り出す。それが楽しい。ピッチャー以外にも影響力を及ぼせる事が楽しい。バッターボックスに立つのが楽しくて仕方ないです。
それが結局はチームをサポートする形になると感じてからは一発よりも如何に打球を鋭くするかばかり考えています。その為に力を通せるカラダを作る。力を中継できる下半身を作る。そればかりです。走り込む目的とか意味がわかる様になると走り込む事自体が楽しくなります。こういう事を教えてもらえる環境になかったので本当に楽しい。
あと、力の使い方を通して守備範囲が一気に広がりました。ファインプレーがない代わりに安心感のあるプレイをする。それもまたチームに貢献できるし相手へのプレッシャーになると知りました。守備がこんなに奥深くて楽しいものだとは知らなかったです。
先生は自分より野球は詳しくないのに、野球を深く理解している様な感じがします。サッカーやバレーでも理解してそうな感じ。実際、先生から言わせると「ルールが違うだけでカラダを使う点は同じ」だそうです。なるほどそういう見方するのか。
コーチからは「守備」「バッティング」を教えてもらっていますが、先生からは「カラダの扱い方」「力の流し方」を教えてもらっています。どっちも学校で教えてもらえたらいいのにと思う。
今までは試合が楽しい、打席が楽しい人間でしたが、今は全く違う部分で楽しいです。練習が楽しい、打席に立っている間が楽しい、守備も打球が飛ぶまでの時間が楽しい。今までは知らなかった駆け引きがそこら中にある。
こんな風景をこの年齢で見させてもらえてラッキーです。
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