自分の10年間が吹き飛んだ
ここに辿り着くまでに私自身が積み上げてきた「健康論」が全てリセットされました(笑 自分なりの理論を全て先生に伝えて聞いてもらい、おかしな点があれば全部を教えて欲しいとお願いをした結果です。
とても丁寧に、私の理論がどう無理があるのか、体の構造と照らし合わせるとどの様な矛盾を抱えているのか。1つ1つを本当に丁寧に、言葉を選びながら教えてくださいました。私が傷つかない様に、でもきちんと正しく伝えようと誠実に向き合ってくださったのが良くわかります。
スクワット、ランジ、懸垂、ランニングシューズ、五本指ソックス、加圧インナー、機能性靴下、ベンチプレス、バランスボール、エルゴチェア、EMS、もうどれ程の質問をしてきたか。
1つとして先生が「それはよいとおもいます」と言ってもらえるものがありませんでした(笑 「それはこうです、これはそうです」と私が聞いていたこと、思っていたこととは随分と異なる答えが返ってくる。私が信じたものは一体何だったんだろうかと。
特に9,800円を支払ったとある先生が開発した靴下。それを980円の同系統の商品を見せて下さり「これと同じだと思ってください」と言われたショック。圧力がどうとか、誰が監修したかではなく「構造が同じ」という視点。俊先生は見る場所、判断する基準が私とは違う。キャッチコピーや謳い文句には目もくれない。あくまで「構造」「素材」で判断をする。それが一番正確だったということ。
私は「引きの強い部分」だけで判断をしていたまでのこと。がっくり。でもここにきてそれを教えてもらえたので良かった。今は先生にならって「草履」生活に入っている。これも面白かった。
「先生、草履だと足が何かつる感じがします。今まではこんなことなかったのに!大丈夫なんですか?」
私は本当に焦って先生に質問をしたら、答えが面白い
「足だけで歩くとそうなる。つまり、それだけ靴に支えてもらっていたという事です」
私は普通に歩けていなかっただけなのか。普通に歩いているつもりで、割と多くの割合を靴の機能に委託していたという事なのか。ああ、私の今までが普通じゃなかったのだ。普通だと私が勝手に思い込んでいただけで。
ああ、そうか。普通を取り戻すんだ。自分の中で「普通」の基準がいつの間にかずれていた。「自然」と「不自然」が入違っていた様だ。私にとっての「自然」はカラダにとっての「不自然」で、体にとっての「不自然」が私にとっての「自然」となっていた。
何というコロンブスの卵。それに気づけなければずっと彷徨っていたかもしれない。
普通に体を使う事。それができなくなっていた自分を自覚し、普通を1つ1つ取り戻していくこと。
そういえば息が上がる様な運動なんていつからしていないのか?それで心肺機能を心配していたのもおかしな話で。そもそも大して使っていないのに磨かれる訳がない。筋肉だってきちんと使いこなしていないのに、育つわけがない。それどころか偏って使えば不自然なバランスに仕上がる。
体調が崩れるにはそれなりに理由がある。痛みが出るのにもそれなりに理由がある。
それを分析して足りないものを補っていく作業。それがここでしていることだ。原因は自分にあるということは、自分次第でどうとでもなるという事である。
何をすればいいのか、これで間違っていないか?大丈夫か?
それは先生が示してくれるから安心だ。ここは至れり尽くせりで健康と向き合える。こんな場所、何で今まで無かったのか?と今となっては思う日々。
こういうホームドクターみたいな健康と向き合う場所こそこれからは必要とされるのではないか?
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