アプローチが独創的で理論的
クリニックからの紹介です。もっと元気になって欲しいから頑張って!とこちらを紹介されました。
クリニックの先生からかなり細かい説明と資料を事前に受け取り、連絡をすると色々な確認がこちらの先生からも入りと「ミスマッチ」を避ける為のネットがかなり細かく設置されていました。
「対症療法はしていません」
「根本的なカラダの再学習と再構築をします」
「「下半身・体幹・上半身」と「連結」「連結2」と全体が繋がる内容です。」
「痛みを取るではなく、変化に伴い剥がれ落ちていく様な変化が起きます」
この様な説明が本当に事前に「細かく」入る。※これはクリニック経由だからかもしれない。
そんな感じで始まりました。
初回は体験感覚で全身検査。満遍なくという感じ。
2回目からは流れは同じでより細かく。狙いを定めて取り組む感じ。やはりガタガタだった「下半身」の調整が中心となり、流れで体幹~上半身もキチンと施術が成されていく。
下半身が安定すれば下半身は確認程度に留まり代わりに「体幹部分」の割合が濃くなっていく。でも上半身もしっかり流れの中で毎回チェック、施術をされていく。
そして「体幹」が安定すると上半身の内容が濃くなっていく。カラダの状況に応じて「注力するポイント」が変わっていく感じ。理に適ってると思う。
他のところと違うのはやっぱり「宿題」だと思う。その位置づけが割と高め。「持ち帰る施術」といった感じでしょうか。施術をしたカラダを活かすか否かは「宿題」に掛かっていると教えられた。施術はあくまで「確認」と「仕込み」に過ぎないと。宿題が浸透し易い状態に仕上げたから、次の回までに宿題でカラダに変化を染み込ませておいて欲しいという感じ。
何なら施術は宿題を活かす為の「脇役」「引き立て役」なのかと感じる程。なので「正しく」宿題ができる様にかなり入念に指導・練習が最後に入る。30分くらいは正しい感覚を掴む練習となる。でもこれが大切。適当にやっていたらカラダは全然良くならなかった、というより少し変な方向に進んでしまった。先生に聞いたら「あ、違います。こっちです」と指導が入る。自分が思っていたのと割と違っていた。
キチンと感覚を掴んで持って帰る事を強くおススメする。先生からの説明にもあるが、カラダの改善の鍵を握っているのは「自分」だということ。それを自覚させられた。カラダはやればやるほど、正しく取り組む程に変わっていく。でも適当にしていたら適当に変わった。
つまり、今の自分のカラダは「自分が創り上げた」という事だと気付いた。それが何よりも勉強になった。
先生の言う「健康になる為に、健康を知る。普通を知る。自然を知る。」ということ。その為に自分のカラダを教科書にする事。これは確かに勉強になる。経験になる。初めての体験だ。
健康はプロに任せるもの、任せておけばいい。そう思っていた。自分は素人なのだからと。
ここは「健康になる」という事が目的なのは変わらない。でも、その方法論が独創的で「自分が素人から抜け出す」という事。「自分のカラダのプロになる」というのがここで健康を育てる為の手段であり目的なのだ。
その手段と目的を手にした結果、というよりその過程で「カラダは健康へと回帰していく」という経験をした。確かにこれは目から鱗だ。健康は自分の手の中にあった、身近にあったと学ばせてもらえた。
何の為に通うのか?痛みがなくなるまで通うのか?否
カラダを学び、より自然なカラダの使い方、在り方を感覚に落とし込んでいく為に通うのだ。
ここは「学校」だと思う。間違いなく「健康・カラダの学校」である。
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