この業界の富樫先生
紹介でこちらにお世話になりました。同業プランで年間契約です。
最後の回が無事に終わったのでこちらに「寄稿?」をしようと思ったものの、何を書くべきか。何を紹介すべきか。悩むし迷う。というのも「紹介したい」と思う箇所が割と多い。盛りだくさん。
でも、それを紹介する前にわかる事がある。確信している。間違いない。
一般の方は全くついてこれない。それは断言できる。「ええから、痛みは取れるんか?」となりそうな気しかしない。逆に同業の人には「え?それはどんなんやろか」と興味がわいてくることになる。かもしれない。
1年間、ずっとこちらでお世話になっている間考えていた事。それは「この先生はどう表現をしたら良いのか」「この内容はどう表現したらよいのか」という事ばかり。従来の概念や感覚は通じない。全くの別概念なのだ。
でも途中で私が辿り着いた1つの結論がある。私がこの先生を一言で集約するならこれだと。
ズバリ
「徒手業界の冨樫義博」
これである。
ハンターハンターが大好きな人は漏れなくこちらの院を選んで間違いない。情報量は最早「継承戦」そのものなのである。ありとあらゆる情報が提供される。が、その圧倒的な物量を前に意識が遠のく。
厄介なのは「可能な限り省いての量」である事。つまりそれ以上にシンプルにしてしまうと「本質が伝わらない」と先生が判断した量なのだ。そしてその時点で通常の数倍は軽く超えてくる。
しかもである。
通っている間に色々な資料が変わる。変化する。院内設備まで変わる。変化のペースが速い。それはまさしく先生自身が常に考え、前に進んでいるという事。この先生は「量産体制」になど全く入っていない。常に開発中の立場にある。これは今時珍しいと言える。
誰もが痛みを取りたい、楽になりたい。だが、それには必要な事があり、踏むべき順序がある。先生は単にそう伝え、必要な事が何かを教えてくれているだけだ。
それを守るのかどうかは通う側の問題となる。ここまで振り切った先生は確かに見た事が無い。でもだからこその情報量であり質なのだとも思う。
余談だが、まず一本下駄(後ろ歯のタイプ)を平然と履きならす先生を、というか人間を私は見た事が無い。初めてここで見た。でも先生は「まだまだ上手くいかない」と仰る。今まで、先生に遠く及ばない状態で「大体わかった」と言い放つ人には沢山出会ってきたが。ここの違いかと思う。この先生は止まらない。止まる気なんて無い。「何処まで行けるか」というライフワークを抱えている。
そう、根本的に目指しているゴールが私らの様な「売上がー」とか言ってる療術家とは違う気がする。そういう意味ではジン・フリークスタイプと言える。
そうそう、年間契約を検討している方へ私からのメッセージを
年間契約で「割引」は無い。そういう点でもここは一般的な概念が通じない。なら年間契約のメリットはあるのか?
これは通った側の意見となるが正直に感じた事を伝えよう。「ある」と。
1.支払いの手間が省ける
→聞いたら、先生はお金のやり取りが苦手
2.施術後に送られる施術所見情報が「超」細かくなる。
→聞いたら「年間契約専用」とのこと。ですよね。
3.年間通しての施術計画書を用意してもらえる
→聞いたら、都度払いだと継続性が不明なので立てられないが、年間契約なら気兼ねなく作れるとのこと。
「2」「3」は施術時間以外での「実質施術」が増える事になるので個人的には「相当な割引と同じ結果」になっていると感じている。
総括として
「何でもいいから痛いの何とかして」「手っ取り早く何とかしたい」
この感性と要求で選んではいけない場所。
一方で
「キチンと正しい情報に触れたい」「何をしたら良いのか教えて欲しい」
こういった気持ちの在り方ならば間違いなくここを選ぶべきだ。
ここ以上にそれに応えてくれる場所を私は正直知らない。というか比肩できる場所すら知らない。
ただし
ここは「お任せします」では通じない。自分自身が主人公になる覚悟が無いと絶対に続かないし結果に繋がらない。
確かにとてつもなく親切で誠実かつ、今の時代からすると厳しい場所にもなるのだ。
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