フルオーダー型のフェルデン?エゴスキュー?
クリニックからの紹介です。リハビリ担当の先生から紹介を受けました。
私は整体が苦手だったので「健康体操」の様な形の取り組みばかりしてきました。ヨガとかピラティス、瞑想、エネルギー療法、マッケンジー体操、エゴスキューメソッド、フェルデンクライスも。
で、結局はリハビリに戻っていた訳で。からのこちらの紹介です。
ここはどういう分類になるのか?カイロ?整体?少し違うぞ。
確かにカイロ、というか整体の様な施術が続く。でも、メインは検査?と宿題の運動?なのかなという感じ。
特に宿題動作の確認がジムの体操教室みたいな感じ。これが個人的には楽しい!大きな鏡の前で先生のお手本と自分の動きの確認作業。
これがまぁ見事なまでに「全然違う」という現実が待っていた。頭の中では先生の言うとおりに動いている「つもり」でイメージもバッチリ。先生の言っている言葉の意味もわかる。
でも、鏡に映る自分の姿が見事に違う。ナニコレ?な動きをしている。これが本当にショックというか衝撃的というか。
「え?自分ってこんなに動けていないものなの?」と驚き。これぞ正に「思ってたんと違う!!」です。
ああ、だから今までは取り組みと結果がどうも結びつかず、何をしているのかわからないループに嵌っていたのかな。と想像する。
確かにここは「整体」でも「カイロ」でも無い気がする。たまたま「カイロ」や「整体」の技術を使っているだけであって「パキポキ」でカラダを良くしていきましょうという感じの場所ではない。
私なりの解釈ですが
・カラダの今の状態を確認してくれる
・カラダが何を求めているのかを見極めてくれる
・自分では気づかない「癖」を見える化してくれる
・道を踏み外さない様に見ててくれる
・自分で頑張る
そんな感じでしょうか。先生の説明でもありましたが「結局は自分、結局は足元」の問題であると。するかどうかは自分次第であると。
なるほどなぁと感じます。
私は今まで「してもらう」前提で取り組んできました。整体やカイロ、病院という場所は「そういうもの」だと思っていたので。
でも、私が欲しかった「健康」は「そういうもの」ではなかった様だ。それを教えてくれたのがこちらの院でした。というか先生でした。
自分はどれだけ「知らなかった」のか。自分がどれだけ「知っているつもり」だったのか。それを「自分のカラダ」と「自分の感覚」を通して教えてもらった。
先生の言葉が嬉しい「伸びしろが沢山ありますよ」という事。自分の健康はまだまだ沢山伸びていくという事。
自分のカラダは「更年期だ」「加齢だ」「落ちていくだけだ」と色んな場所で言われ続けて「そういうものだ」と思っていましたが、できる事がまだまだ沢山ある。
だったらやるしかないじゃない!ああ、何て単純な私。
でも、最強のサポーターを得た気持ちなので取り組みに迷いがありません。前だけ見ていたらいいなんて何と楽な事か。
先生に言われて改めて考えると確かにそうだ。「何も教えてもらっていない」「誰にも教わっていない」という事。それが「そういうもの」だと思っていた事。
自分の中の健康感が変わる。価値観が変わる。もっと身近なものだったんだ。自分が学んでもいいものだったのか。
ああ、自分の健康を自分で守るという事は、自分で自分のカラダを学び、対話し、感じ取るという事だったんだ。
先生に感化されたのか「カラダと会話する」という感覚を探し求めて宿題に励む日々。「これか?これなのか?」と何か感じ取れた時は素直に嬉しい
何より「カラダが確かに変わってきている」という感覚がまたやる気に繋がる。変化を起こすというよりも「起きてる変化を拾い上げる」というこの感覚の切り替えよ。
ああ、ここに来なかったら「知らないまま」の感覚がどれだけ多かったのだろうかと思う。
知らなくても生きていく事は出来ると思う。でも、知れば確実に健康が身近になる。日常生活が楽しくなる。カラダを使うという事自体を楽しむことができる。
「生きる」ってきっとこういう事なんでしょうね。楽しいよ本当に。
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