owl さん
2025-06-21

カラダと健康のリモデリング

5.00

初めてここで健康を勉強したなと思います。同じく初めてここでカラダを勉強したなと思います。

今まで痛くなったら治療院、そんな感じで痛みと過ごしてきました。それが痛みとの正しい向き合い方、身の処し方なのだと疑うことなく。

症状は確かに楽になる。でも、必ずと言っていい程に舞い戻り、そして再び治療院へ向かう。それが痛みというものだと。そういう付き合い方が正解なのだと思っていました。ここに来るまでは。

そういう自分がこういう健康を形作っていただけなんだとここで知りました。と言うか気付きました。私がその様に自分を引っ張っていただけなんだと。

どうして腰が痛くなるのか。どうして肩回りがしんどくなるのか。先生は全部説明してくれました。一般論も交えつつ、私のカラダの状況からの「私のプロセス」も説明してくれました。

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だからこうなっている。

だからここから始める必要がある。

結果の保証はできない。

でもやる価値はあるし、変化は保証できる。

ただ、それを感じ取れるかどうかはあなた次第。

自分のカラダとどう向き合うか。

後はお任せします。

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こんな感じの流れでした。

「あ、してくれるわけじゃないんだ」というのが第一印象。説明があって、それを解決してくれるのかと思ったら「レシピは教えるから試してみて」みたいな感じに。

今だから思うんですけど、この感覚「あ、してくれるんじゃないの?」って結局は「今までと同じ感覚」でここに来ていたという事ですよね。これが我ながら面白い。

今までと同じ感覚で先生に任せていたら、結局は同じ結果になっていたんだろうなとw 客観的に自分を見ると面白い。ここで色々経験していなかったら俯瞰的に自分を見れていなかったと思う。ずっと症状の出入りばかり目が向いて。

ここは自分を変えてくれる訳じゃない。受けてるだけで自分が変わる訳じゃない。

自分で変わらないと何も変わらない場所。先生はただ「きっかけ」を提供してくれるだけです。検査や言葉、カルテや宿題で。これ全部先生からのメッセージだと思う。

「変わろう!行こう!さぁ一緒に!!」みたいな熱血アクションじゃないです。もう二条城で鳩さんに餌やりしているみたいな感じ。もう本当に淡々と淡々とw

それに気付けるか、拾い上げられるか、実際に行動に移せるかは全部私達に委ねられているというw 何か凄い珍しいスタイルです。

これ、先生なりの持論があるそうで「自分で変わらないとすぐ戻る」とのこと。ああ、わかる。今までの私w

先生は変わろうとする人のお手伝いはするけれど、委託をされる気はないそうです。それは本人の為にならないからと。もっと言うなら「カラダが喜ばないから」という実に先生らしい言葉がw

先生は筋肉やカラダを「あの子、その子、この子」と擬人化します。「頑張っている」とか「耐えている」とか。最初は戸惑ったけど、今なら先生らしいなと思います。この先生は本当に身体が好きな人です。だからカラダに対してとても誠実で真面目。それは私達患者に対しても同じ。

楽して元気になりたい。痛みだけサクッと取りたい。

そんな私達の要求には「うちでは無理です、ごめんなさい」とサクッと謝罪する院長。自分の仕事、役割をはっきりとさせてる先生です。

自分が普通だと思っていた健康、カラダの事、それがどれだけ不自然なものだったか。自分の常識が如何に自分自身によって歪められていたのか。

自分のカラダを通して1つ1つを自然な形へと育て直してく作業。「カラダのリモデリングと健康のリモデリングとどっちがしっくりくるかな?」と聞いてくるのが先生らしいw 先生にとって私達は同列の仲間なのだw

この時代に「仕事が生きがい」となっている人は中々いないと思います。この先生は数少ないそのタイプです。

話せばすぐわかります。仕事が好きで楽しい。そんな人の仕事は安心できる。

先生からは色々な言葉をもらいましたが、一番しっくりきたのがこれ

「自分のカラダを教科書にして、自分で育てる経験を積み重ねて下さい」

家庭菜園の様にカラダを自分で育てていく場所なのである。

誰にでもおススメできる場所ではないけれど、健康になりたい、知りたい、学びたいって人には自信をもっておススメできる院です。

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