ぽん さん
2025-05-09

2軸歩行は伊達じゃない

5.00

「晴れの国おかやま24時間100キロ歩行」参加組です

歩くを勉強する、試す、ついでに先生の2軸歩行を実際に見て感じてみる。あわよくば100㎞歩く。

盛り沢山の野望と希望を持ちながら抽選、そして無事に突破。晴れて晴れの国岡山に前泊。先生は当日の朝に移動してくるとのこと。私には無理無理。

私はスタート直後はのんびり楽しみ、先生とは後半から合流。先生は「しんがり」をするらしかったので私は前半貯金を貯める旅へと進みました。

先生と合流(というか発見)したのは2つ目の山越え少し手前から。話しかけようかと思ったけれど、私も割と疲れていたこと、先生の集中力が凄かったこと、あと私と同じ立場ぽい人達が先生の後ろを歩いていたので私もスッと後ろにつくことに。さぁ始まるぞ、本物の2軸歩行とのご対面が!!あと、先生本当に草履で歩いていました。ペタンペタンと暗闇に足音が響く。それも一定のリズムで響く。本当に一定。

時速はそこまで早くない。時速4.5~時折5㎞に到達するかどうかののんびりペース。これならついていける。大丈夫だ。と安心したまま山越えに入る私。

ここから差がはっきりと出始めました。

最初は緩やかな坂道が続き、徐々に傾斜が強くなっていく。もう50㎞以上歩いている、更には真っ暗。雨にも降られていたので割と疲労感がドスンとやってきている。足が重い。前に出ない。

というのは私、私達の話で。

先生のリズムは本当に変わらず、速度も変わらず。というか少し上がってない?こちらが落ちてるだけ?同じペース、リズムで進んでいるつもりが段々とついていけなくなる。

え?何で?加速してる? 坂道とか関係なし?

坂道はご褒美です、とは先生は確かに言ってましたが本当ですあれ。先生は坂道の方が楽そうです。坂道を歩いている感じがしない。うんとこしょが全くなく、スルスルと進んでいく。これが2軸か。50㎞歩いてもなおこれか

2軸歩行はSDGsだと、エネルギーロスが最小限になる、カラダを運ぶだけ。坂道の方が股関節に優しい。先生の言葉が先生の歩行を見ていてなるほどな。本当だと。

何が違うのかな。私も考えてあれこれしてみたけど、あんなスルスルヌルヌル歩きにならない。足りないんだろうな。

本当に2軸歩行は凄い。私はそのペースについていけず、途中下車。先生はそのままペース変わらず見えなくなりました。

で、何とか自分のペースでゴール。先生はギリギリまで歩くということなので30分前くらいからゴール前で先生を待つ。

来た。自撮り棒が長いからわかりやすい。

最後のゴール、何事もなかったかの様にテクテク歩く先生。

最後、印象的だったのが殆どの人が「やったー!やっと終わったー!」な感じでゴールをされるのに、先生はテクテクテクテク「ありがとうございました」とこれからまだ続きがあるかのような、今から出勤しますみたいな朝ラン終わった人みたいな感じでした。

ああ、先生まだ余ってるわ。これが2軸歩行の意義なのか!

皆さん、これ草履ですからね。靴じゃないんですよ。

草履、テーピング無し、加圧無し、鎮痛剤無し、カフェイン無し

本当にカラダ1つで100km歩いて、この余裕。先生の言っている言葉は本当でした。自分のクタクタっぷりがそれをより顕著にさせる。

私も2軸マスターしたい!100km歩こうとは思わないけど、延々と縦走したい!

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