価値観が変わる。あるいは離れる。あなたはどっち?
クラシックバレエをしている娘のケアでお世話になりました。というかなっています。
色々と衝撃的なことがありましたが、やっぱり一番変わったのは娘ではなく私自身。根本的に何かを間違えていたのかな。と自分を見つめなおすきっかけとなりました。
自分自身もバレエをしていたこともあり当然のことながら娘にもバレエを。姿勢が奇麗になる。女性らしさが出る。そういったことを考えて先行投資の感覚です。だから娘の身体のケアには妥協せず。足がつらい、痛いとなった時にはスペンコのセカンドスキンで常に対応。娘の身体を守りつつ、バレエの上達に繋がっていると信じて。
身体に故障を抱える娘、対応する私。いろんな先生にかかり、コストもかなりかけました。東京の先生にお世話にもなりました。でも「受け続ける必要がある」という点でどうしても継続ができず。
そんなこんなでたどり着いたのがこちら。すぐに予約が取れると思って連絡をしたら2週間後が最短。え?なんで?と思ったものの受けたら納得。これは確かに仕方ない。今までの先生と身体の観方?が違う。何か全然違う。視点が違う?
娘の身体を一通り見ていただき、どうすれば状況が改善するかを先生にうかがったところ、先生がかなり遠慮がちに、明らかに娘より私のほうに気を遣いながら教えてくださいました。
「お母さんの頑張りが少し変化球になっている様です」
直訳してもらうと「スペンコを使ってまでケアをされるのは素晴らしい。ただ、スペンコでないと対応できない状況の足をスペンコでカバーしながら継続練習させるのは傷口に塩を塗っている状態です」ということ。
痛み止めを飲んで、体が動くぞと旅行に行っている様な状態。
解熱剤を飲んで熱が下がったー!と旅行に行っている様な状態。
眠剤を飲んで「よく眠れたー!」と旅行に行っているような状態。
身体が「やっと休める」と安心したところに「もう動けるよね、大丈夫だよね」とノーと言わせない状況に追い込んでいる。
それが今の結果だと。
すでにメンテナンスがどうとかの段階は過ぎている、というかその段階のずっと手前にいる。体はもう庇いあいの重ね塗りになっている。
え?え?え?え?
提供される情報に頭がついていかない。私がやっていたことが間違い?でも他の先生はそれでいい、それが正解と教えてくれた。どういうことなの?
今ならわかるけど、当時は全くの見込めず。自分を否定されたような気にすらなって受け入れられず。
先生はそれを見越してのあの気遣いの顔か。納得。私はおそらく納得しないとわかっていたけど、娘のためには言わないと。そのジレンマが顔に出ていたのかな。
いったん持ち帰り、主人と相談。主人は先生の味方。というか娘の味方。何か私が独裁者みたいに感じる。
そこで私はラインを送る。先生に送る。これならまだ冷静になれると思い超長文で送る。
そこに先生はさらなる長文で返す。超長編で1つ1つに返答が来る。ちなみにこれ無料だった。
私は納得しきれないがとてもやさしく、丁寧に正論で論破された。思ったことは信じてみよう。ここまで向き合ってくれた先生は初めて。信じてみよう。
私は何をすればいいのか、どう改めたらよいのか。もう一度色々見つめなおしてみよう。
色んな事をここでリセットした。今ならわかることがたくさんある。
私が何を見ていたのかもよくわかる。ああ、私は必死だったな。娘よりも私のほうがここで整えてもらった気がする。
娘もここでお世話になりましたが、筋肉や神経に問題はないので大丈夫と早々に卒業を。体の正しい使い方を学ぶ為に継続してお世話になっています。
ありがとうございました。
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