aoi さん
2025-02-15

一度気付くと「あ」と「え?」が延々と続く。

5.00

資格はOT,講師業としてはピラティスをしています。マシンピラティスです。

もっと自分を磨きたい!と思ってこちらの門を叩きました。同業プランを利用しています。特に確認作業も無かったので申告しなければそのまま一般プランでいけそうな感じもします(汗  そういうところは無頓着な先生です。

でも、先生はすぐ気づきそう。感受性が凄い豊かな先生です。言葉やしぐさ以外から沢山の事を読み解きます。常にダブル、トリプルチェックがリアルタイムで進む感じ。凄い集中力だと思います。

私がマシンピラティスをしている事もあって、先生は凄い量の質問をしてきます。逆質問です。先生が素直に感じた疑問点を素直にぶつけてきます。そして私はそれに全く答える事ができませんでした。わからなかったからです。

その時に初めの「あ」がやってきました。自分はピラティスの専門家なのに、伝える事はできても、答える事ができていない。理解した専門家ではなく暗記した専門家なんだ。。。と自覚したのです。いやいや、させられた。それも質問だけで。

というか、自分が理解しているピラティスって何だろう。単なる「方法の暗記」であって自分の言葉で説明できる事、自分が確信もって伝えられるモノがない。全部教科書に載っている事、先生から教えてもらった事しかない。

え、専門職ってこんなんだっけ?と自問自答とただ何か恥ずかしい。みっともないという自己嫌悪?とは少し違う羞恥心がモクモクとわきあがる。うわぁ聞いた通りだ。禅問答が始まる。強制的に自分と向き合わされるT_T

今まで通ったセミナーは「ほめてくれる」場所でした。先生も仲間もお互いに褒める、認めあう。一緒に頑張ろうと。とても居心地が良かったです。

ここは私を1人の専門家として認めてくれている先生が「専門家に」質問をぶつけてくる。浅い質問から入り、とどまることなく掘り下げられていく。とにかく先生が楽しそう。「本職に聞いてみたかったんだ!教えてくれ!」感が凄いw

専門職として敬意を払われた上での質問だけに、答えられない現実が余計に心に刺さります。もう先生の方が良くご存じな気がしますなんて言えない。

思い知らされるってこういうことなのね。ええ、思い知ったわ。

〇「あ」と「え?」の連続

私は今まで生徒さんに「良い商品」だと思って色々な物を販売してきました。利益はもちろんですが、何より効果がキチンと出ると私が思ったモノしか扱いませんでした。

先生のご要望でそれらを持ち込み、私が実際に着て、履いて検査をする。その結果生まれた感情は「え?」です。

想像していたものとは全く真逆の結果。納得がいかない私は同じ検査を10回くらいしてもらいました。

着けたらアウト、脱いだらクリアー。おかしいでしょ!反対でしょ普通。

あれも?これも?え?どういう事?じゃあ自分が感じていた「良しいい感じ」という感覚はそもそも間違いだったという事?

ピラティスの人として、というよりその前のOTとしての自信まで崩れていきました。もうガラガラと。ベルリンの壁崩壊です。※年代バれる

ここで私は覚悟を決めた!腹括った!自分を否定して作り変える!辛い!自分の努力を否定するようで本当につらい!でも今しかない!ラストチャンスかもしれない。焦りの方が強かったかも。

でも今考えるとこの商品を買ってくれた人達、私を信じてくれていた人達に対して何という事をしてしまったのか、という罪悪感が一番強かった。偉そうに独立開業だー!って息巻いてこれ。燃え尽きそうだった。

月2回、みっちり半年通いました。合計で12回。先生からは「一通り終わったよ」と言われたものの・・・・・できてないわ!私が!!ペース早いのよ先生!

という訳でキチンと心身で理解・身に着けるまでと半年追加!合計24回!

19回目くらいから自分の感覚に自信が持てる様になりました。なので最後の5回は来たぜ2軸歩行!

これがまた難しい!理屈はわかるけれどカラダが中々馴染まない!ですよね、数十年の癖を上書きですもんね。でも先生優しい。歩行指導を院の外で実際に見せてくれながらしてくれました。ほんと助かる!覚え悪いから!

〇そして始まる怒涛の「ええ~!」
マシンを使う、高性能シューズを履く、着圧スパッツを履く、スポーツソックスを履く、ポールを使う、サポーターを使う、補正下着を使う、コルセットを使う

もう色んな事を試しました。もう驚きしかない。ええ!ナニコレ!えええ!!

感覚が今までと正反対。つけて安心、頼もしい!いいわ~!だったのが「何かが崩れる!え?アカンアカン!うわ!うわ!」と何かが崩れる。

「ありきの健康」の意味がわかった。先生の見てる世界がわかった。

私が今までいた世界が客観的に見えた!

Hello World!

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