整骨は初めてでしたが、急がば回れ、というように、薬より根本治療が大事と思いました。
僕は40代なのですが、肩こりとは学生時代から、腰のほうは痛くなったりならなかったりするようになったのが30代くらいからでしょうか。「整骨」というのは名前は昔から知りながら、「整骨というから関節の問題についてのなのかな」という漠然としたイメージでした。
肩こりがずっともう続いていて、「こりでの鈍痛」というより「痛い、針で刺されるような痛み」まで悪化して、ロキソニンでもダメで、ペインクリニックに行ってトリガーポイント注射をしてもらった事もありましたが、それなのに何故か効かず、万策尽きたと思っていて、ふと、本当に、「思い立った」のがきっかけでした。
一回目の丁寧でとても分かりやすいカウンセリングを受けて、それから施術を受けて、一回目の段階でびっくりするほど、10段階のうち、来院時が10だとしたら1,2くらいなほどまで痛みが取れてびっくりしました。「ただ、持続性はどれくらいあるのだろう、自分で素人的に肩を揉んだり叩いたり低周波治療器などを使ったりすると、多少マシになった気がするけど、3時間もすれば元に戻っちゃうけど、整骨の場合はどうなんだろう」と思っていたのですが、痛み自体はだいぶその段階で楽になりました。
そして2回目、3回目と続けていくうちに、根本治療というのでしょうか、鎮痛剤の場合、どうしても、ロキソニンやイププロフェンといったNSAIDなどだと限界がありますし、かといってまさか麻薬性鎮痛剤はありえないですし処方がそもそもされないでしょうし(仮に処方されても、肩こりなどで処方されるのなら、医師にちゃんと何故処方されるのかお聴きして、よほどの理由でなければ手を出さない方がいいです、NSAIDは炎症物質を抑えるので一定の意味がありますが、麻薬性鎮痛剤はただ脳内麻薬に似たような物質で痛みを止めているに過ぎず数時間の痛みを治められるだけで「文字通り治療ではありません」ので…)、プレガバリンのような薬もなかなか肩こりには使いづらいですし、何よりそれらはどれも、基本的に「治療」ではなく「対症療法」で、症状を楽にしてQOLを高めようというものなので、そういう意味では、文字通り「根本治療」となった、「整体」の施術はびっくりするものでした。
先生は二人の先生にお会いしていますが、お一人のかたは柔和で優しいそして「何故一回でここの部分が特につらいのが分かるのだろう?!」と、まるで名探偵のようにつらいところを見つけて施術して下さって、もうひとりの先生は、とても聡明で分かりやすい言葉で整体の観点からの様々な事を教えて下さりながら、笑顔で丁寧でとても「効く」施術をして下さり、楽しくお話をしながら気がついたら楽になっていた、とびっくりして、個人的にはホームズさんとワトソンさんと、心の中では呼んでいたりします。
と、長くなりましたが、個人的には本当に驚きの連続です、僕など雑学が多少あるだけで、痛みの事はあまり詳しい事は分からないのですが、「痛み」のプロの専門家のかたの根本治療は伊達じゃない、と思いました。対症療法自体は悪いものではないのですが、薬に敏感な方の場合は副作用などで悩まれるでしょうし、そういう意味でも、それに、根本治療の場合は文字通りで、ただ自分でも分かっているのですが、自分の身体の姿勢などや生活上のものを治すのも併せてが完全な意味で根本治療かとは思いますが、少なくともそれ以外の、助けになる根本治療として、整骨は「急がば回れ」で、オススメです。
(ちなみに利用日が2024年6月1日になっているのは、初回受診時ではなく、現在15,6回目の利用の、最新の受診時という意味です)
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