記録がどうでもよくなる
トレラン仲間からの紹介です。
きっかけはその人の走り方が急に優しくなったこと。フォームを変えたのかと聞いたら「走るということが変わった」という珍回答が。
その心は?と重ねると「とある先生」というから私も来ました。
私は単なる走ることが好きな人なので、体のことはよくわかりませんが、体を使うことは人並みかと思います。
なので、ただ先生の指示通りに宿題をこなしていました。身体は確かに軽くなってきたけど、走り方が劇的に変わる様なことじゃない。じゃああの人はどうやって?
と思っていた私は、自分が「ピラミッドもAまで来たし、終わりが見えてきたのかな」なんて勝手に思っていただけだと思い知ることに。
歩行訓練に入った後です。劇的に変わったのは。というか気付いたのは。そこで私は気付きました。
そう、今までの宿題や施術が「仕込み」に過ぎなかったのだとw 歩行の練習はもうオールスターです。宿題のオールスター。すべての宿題の要素が連結しあって歩行動作が完成する。
足上げ歩行から押し出し歩行へ。1軸歩行から2軸歩行へ。ここで私の歩行が劇的に変わりました。そしてその先のランも変わりました。いや正確には歩行がランに溶け込んで、ランが正統進化した感じ。
歩行の変化がランを成長させた感じかな。表現が難しい。
ここからである。記録に興味がなくなったのは。
歩行でもランでも地面から伝わる情報を拾うことが楽しい。身体に伝わる情報を追うのが楽しい。
足場一つでこんなに変わるのか。いや変わっていたのか。
歩く、走るという行動の定義が確かに変わった。歩くって新鮮だし、走るのも新鮮。個人的には歩くの方が俄然楽しくなっている。拾える情報量が多い。情報を終える時間もある。
いやーこれは新鮮だ。まったく世界が変わった。
自分が世界に溶け込むようだ。力が循環する。いや、知らない間に先生に感化されてしまったのか。
もっと掘り下げたい。今はそう思う。
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