しょうちゃん
さん
2025-07-09
全体公開
噴火の恐ろしさ、早めの避難の大切さを伝える貴重な場所
「鎌原観音堂」は群馬県嬬恋村に鎮座されています。天明3年(1783年)の浅間山噴火により犠牲になった方が477名、高台にあるので唯一残った観音堂に賭け上がり生き残った方が93名と言う村人の明暗を分けたところです。観音堂の石段の半分が埋没され遺構となっており、その埋没石段が少しだけ掘り起こされ赤い橋の下に見えます。観音堂を背に村を見渡し、村がすっぽりと溶岩に埋まったという光景を想像すると恐ろしくなりました。参拝させて頂いて辛い気持ちになりましたが、後世に噴火の恐ろしさ、早めの避難の大切さを伝えてくださる貴重な場所で、参拝の価値があると思います。
鎌原観音堂奉仕会
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