「全身精油温熱療法 100分コース」を月2回ペースで利用しています。

刮痧（カッサ）というと、よくリンパマッサージと混同されがちですが、刮痧は中国発祥の伝統的な医療技法です。

リンパドレナージュというのは、元々リンパ浮腫の人のために開発された医療技法ですから、非常にソフトタッチで触られるます。

一方、刮痧は「刮痧板（カッサバン）」という道具を使って、身体を繰り返し擦りながら、体液（血液やリンパ液など）の流れを良くしてデトックスを促し、身体の自然免疫力を活性化させて健康を改善します。

それゆえ刮痧は、身体のコリ（凝り）をほぐすことを主眼にしていることから、身体をゴリゴリと施術するため、お店によってはとても痛い思いをすることがあります（笑）。

こちらのお店は、セラピストさんが施術中に何回も「痛くありませんか？」と尋ねてくれ、痛みの少ないように配慮していただけるので、痛いのが苦手な方でも大丈夫です。とてもスムーズで、かつ、痛みを感じさせない施術です。

「全身精油温熱療法 100分コース」の場合、施術の流れは以下のとおりです。
全身の指圧マッサージ ⇒ 刮痧（カッサ）⇒ 精油を使った温熱療法

最初にされる指圧マッサージはとても上手で、これだけでもお店を利用した甲斐があるほどです。

次の刮痧は、痛みは感じず、むしろ心地良いです。

（「刮痧は痛いのが当たり前」と思うツウの方には、物足りなく感じる人も稀にいらっしゃるかもしれませんが、こちらのお店は痛みを感じさせないように配慮して施術されますので、「痛くないから、刮痧の技術レベルが低い」と勘違いされませんように）

コース最後の温熱療法は、こちらのお店独自のオリジナル精油（100％天然）を使って行われます。

精油の原料は「中国の数千年に及ぶ膨大な臨床経験に裏打ちされた伝統医学（中医）で、古来から伝承されてきた秘伝のレシピに基づき50種類以上の天然生薬が配合されたものを、速やかに身体の奥深くまで浸透するようにナノ粒子化した精油で、身体の骨膜層と筋膜層に直接作用して、体内毒素のデトックス・むくみの除去・深部筋肉の弛緩・血行の促進・細胞 及び 免疫力の活性化を促す」とのこと。

お店には体験談資料がありますので、最初にそちらは読んでおくことをお勧めします。この精油を使った温熱療法を初めて体験する場合、多くの方が似たような体感をされるからです。

自分の場合は「最初に身体がカーと熱くなり、その後に、身体が少し震えるような『暑くて寒い』といった不思議な感覚」がありました。しばらくすると、その感覚は落ち着き、その後とてもスッキリします。

この精油を使った温熱療法を繰り返し受けると、自分のガッチガチな身体の深部筋肉が柔らかくほぐれました。馴染みのカイロプラクティックに行った際に、「背骨の矯正の施術をしても、固くてなかなか動かなかったのに、よく動くようになったね」と言われたほどです。

100分コースというと、とても長い気がしますが、気持ちが良くて「あっという間」に終わります。

なお、このコースを初めて受けた日だけ、好転反応を経験しました。施術後2時間位すると急激に身体がダルくなり、さらに1時間すると今度は猛烈な眠気があり、その後から身体が楽になってスッキリしました（2度目以降は、好転反応は無く、身体が楽になるだけ）。

お店は桜木町駅近くのビル内の一室にあります。ビルの入口はオートロックなので、インターホンを鳴らして「予約した〇〇です」と告げ、入口ドアの鍵を開けてもらう必要があり、最初はドキドキするかもしれませんが、優しい女性セラピストさんの声で案内されますから安心してください ^^

また建物自体も「雑居ビル」のような怪しい雰囲気は一切ありません。店内も清潔感があり、セラピストさんは親しみやすい雰囲気ですから、心身ともに癒されます。