本日、愛知県公立高校の推薦入試で合格した生徒と保護者様が来校されました。
公立高校の推薦入試は調査書(内申書:資格・中学校在学中の諸活動・成績など)と面接だけの試験です。
私立高校の推薦入試と異なり、なかなか合格することが難しい入試です。
通っている中学校で推薦入試の前に面接練習がありますが、担任の先生から1回、校長先生から1回程度です。面接後に注意事項があれば伝えます。
しかし、その後のフォロー(回答内容が改善されたか、面接マナーが改善されたかの確認)まではなかなか実施されません・・・。なかなか時間がとれないのです・・・。
校長先生は、私立推薦、公立推薦の面接指導を何日にも渡って行います。
私が教頭をしていた中学校では、生徒数が多かったので、校長と教頭で分担していたほどです。
校長として勤務した際にも、特に公立推薦の生徒には、立ち振る舞い、言葉遣いなど、質問への回答以外に細かく指導しました・・・。その後、どのように改善できたのか気になりますが、会議などで忙しくなかなか時間がとれませんでした・・・。
そんな思いもあり、本校では、推薦受験をされる方の回答原稿を確認した上で、面接練習を3回実施しました。
1回目は、回答内容を円滑に話せなかったので、「2回目までにしっかりと暗記するように」、また、表情の大切さを話し、「できる限り笑顔で話す」ように伝えました。
2回目はさらに立ち振る舞い、表情・姿勢等について留意すべき点について伝え、3回目はその確認を。
その中で、「人の第一印象は3秒で決まる」ということを伝え、「ドアを開け、礼をする場面」「イスに腰かけた際の姿勢」「常に笑顔で」を強調しました。
(メラビアンの法則では「視覚情報」が55%、「聴覚情報」が38%、「話の内容」が7%とのことです)
外向的な性格の生徒様ではありませんが、1回目に比べて3回目はとても印象がよくなりました。
とは言え、他の受験者の方も一生懸命に練習して試験に臨んでいらっしゃるはず。
保護者の方からお電話いただくまで、心配でした・・・。お電話口の保護者様の「合格でした」というお声をお聴きするまでは。
本当におめでとうございました!!
今後のご活躍をお祈り申し上げます!!
