三条市興野の野島整骨院です。
外反母趾についてお知らせいたします。
■外反母趾とは
足の親指(母趾)の先が人差し指(第2趾)の方に「くの字」のように曲がり、親指のつけ根の関節が内側に突出したように変形を起こします。内側に突出した部分が靴などに当たることで炎症を起こし痛むようになります。
■外反母趾の原因
・外的要因
外的要因の多くは、足に合わない靴と言われています。ハイヒールは外反母趾の最大の原因と考えられています。足底には縦横にそれぞれアーチ構造が存在します。土踏まずもその一つです。このアーチ構造は足が地面に接地し荷重が加わる際に衝撃を吸収し、足の様々な関節への衝撃を軽減するクッションの役割を担っています。
現代社会ではこのアーチ構造が崩れやすい状況が多くなっています。
その一つが足に合わない靴です。ヒールの高い靴は前足部にかかる体重が増大し、4㎝のヒールで約1.5倍、9㎝で約3倍に増えると言われています。それにより足底の横アーチが崩れてしまい開帳足になることが一つ外反母趾の原因となります。また、骨盤・足の関節の歪みがあることで足の負担が大きくなることもアーチ構造が崩れやすい要因です。
さらに、先の細くなった靴を履くと親指の付け根から「くの字」のように曲がってしまい外反母趾になってしまいます。
また、アーチ構造が消失する原因として生活習慣が挙げられます。現代社会では乗り物を利用する機会が増加し、歩く機会が減少傾向にあります。近年では乳幼児期から靴を履く機会が増え、筋骨格形成期において重要な期間に悪影響を与えている可能性があると言われています。
足の筋力が低下する傾向にあり、アーチの消失した扁平足や開帳足になる方が増えてきています。これも外反母趾が起こりやすい要因の一つとなっています。
・内的要因
外反母趾の発生頻度は男女で1:10と女性が圧倒的に多くなっています。これは男性と比べると女性の方が比較的関節が柔らかい、筋力が乏しいため、女性であることが内的要因に上げられます。また、足の形態的な特徴の違いによっても外反母趾のなりやすさが変わってきます。先天的に扁平足の場合、足の指の長さによって大きく三つに分けられ、中でもエジプト型(母趾から小趾にかけて長さがだんだん短くなる足)とギリシャ型(母趾より第2趾が長い足)などが外反母趾になりやすいと考えられています。