三条市興野の野島整骨院です。
変形性股関節症についてお知らせいたします。
■変形性股関節症とは
股関節は骨盤の臼蓋(受け皿のような窪み)に大腿骨の骨頭(先端の丸い部分)が納まるよう構成されています。臼蓋と大腿骨頭の間にクッションの役割をしている関節軟骨が存在しています。その関節軟骨の変性や摩擦によって、軟骨が磨り減り骨の変形・破壊が生じ炎症、そして痛みを引き起こします。
時間をかけて進行し「前股関節症→初期→進行期→末期」へと次第に症状が重くなっていきます。
前股関節症は、股関節に変化が見られるが痛みはほとんど無く関節軟骨の磨り減りも無くほぼ正常な状態です。初期は、立ち上がりや歩き始めに股関節になんとなく違和感や少しの痛みがあり軟骨が傷つき、関節の隙間がわずかに狭くなる程度です。股関節以外にもお尻、太もも、膝にこわばりや痛みがあることもあるため変形性股関節症だと気づかない場合が多くあります。
進行期は、初期に比べ関節軟骨がさらに広範囲で変性し、関節の隙間が明らかに狭くなります。この時期は痛みが慢性化しており、痛みが続き関節が動かしにくくなり歩行に支障をきたし始めます。
末期は、さらに進行が進み関節の軟骨がほとんどなくなるため関節の隙間が無くなります。これに伴いお尻や太ももの筋力が落ち細くなったり、左右の脚の長さ(脚長差)に違いが生じたりすることもあります。脚長差によって生じる墜落性跛行という歩行異常が生じることもあります。
■変形性股関節症の原因
変形性股関節症は一次性股関節症と二次性股関節症に大別されます。
一次性股関節症は、関節支持組織の支持性低下などの加齢に伴う退行性変性によるもので長年に渡り加わる機械的刺激によって関節の変性、破壊が見られるものです。二次性股関節症は、先天的、後天的変形が基になり発症するもので、多くは先天性股関節脱臼、臼蓋形成不全などの先天性によるものです。その中でも変形性股関節症の原因の80%くらいが臼蓋形成不全だと言われています。臼蓋形成不全は臼蓋の発育が不良で小さく、大腿骨頭を十分に覆うことが出来ずはみ出している状態を言います。女性に多く発症し、加齢に伴ってまたは体重が重いほど関節に負担がかかり軟骨が磨り減りやすくなるため、臼蓋形成不全だと気付かずに中高年になって痛みが出現し、変形性股関節症につながる場合が多いです。
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住所
新潟県三条市興野2丁目3-7野島整骨院